「come on」という英語のイディオムは、日常会話でもよく出てくる口語表現の一つです。「come on」と聞くと「おいで」という訳を想像する方も多いと思いますが、ここでは「Come on!」だけでなく色々な場面で「come on」が使われています。そこで今回は「Come on!」という使い方以外の意味と使い方を詳しくみていきたいと思います。
come onの意味
英語のイディオム「come on」には「(機械や電気の)作動し始める・始まる」、「起こり始める・(病気の症状が)出てくる」、「(物事が)うまくいく・うまく進行する」などの意味があります。「come on」には「何かがスタートする」、「何かがやってくる」といったニュアンスが含まれています。
come onの使い方
ここでは英語のイディオム「come on」の使い方を詳しくみていきましょう。
「(機械や電気の)作動し始める・始まる」という意味の「come one」
機械などが動き始めるといった場合に「come on」が使えます。この場合、動き始める「もの」が主語に来ます。またテレビやラジオのプログラムが「はじまる」といった場合にも使えます。物事がスタートするといったニュアンスです。
What’s going on? (どうしたの?)
Computer is not coming on. (コンピューターが作動しないんだ。)
Did you check the cable? (ケーブルはチェックした?)
Let’s watch Friends tonight! (今日フレンズ見ようよ。)
When does that show come on? (それって何時に始まるの?)
「起こり始める・(病気の症状が)出てくる」という意味の「come one」
何かの物事が起こり始める、病気の症状などが出てくるといった場合にも「come on」が使えます。この場合は「coming on」といった形で使われることも多いです。
You look tired. (疲れてるように見えるよ。)
The stomach came on suddenly, and I couldn’t sleep well last night. (急にお腹が痛くなって、昨日の夜よく眠れなかったんだ。)
Are you ok? (大丈夫か?)
I feel so tired, it might be a sign of cold coming on. (すごい疲労感で、風邪の症状が出てるサインかな。)
The rain came on. (雨が降り始めた。)
Really? I have to go out this afternoon. (マジ?今日の午後出かけなくちゃ行けないのに。)
「(物事が)うまくいく・うまく進行する」という意味の「come one」
「物事が上手く行く」、「病気や怪我の薬が効き始める」といった場合にも「come on」を使います。
Your English is coming on really well.(君の英語、すごく上手くなってるな。)
Really? Thanks! (ほんと?ありがとう!)
How’s your knee? (膝の具合はどう?)
The knee is coming on fine. (良くなってきているよ。)
今日のフレーズ
英語のイディオム「come on」を使った今日のフレーズは「The light came on!」「電気がついたよ!」です。停電やブレーカーが落ちてしまってまっ暗な中で電気が付いた時や、誰もいない家の明かりがついた時などに使えるフレーズです。
まとめ
ここまで英語のイディオム「come on」の意味と使い方を詳しくみてきました。色々な場面で使える「come on」、場面を思い浮かべながら練習してみてください。日常会話でよく出てくるんで!
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