「a slip of the tongue」という英語のイディオム、どのような意味で使われているのでしょう。直訳すると「a slip:滑り」「of:〜の」「the tongue:舌」で「舌の滑り」となります。「舌が滑る」とすると、何となく意味が想像できますね。それでは、もっと詳しくみていきましょう。
a slip of the tongueの意味
英語のイディオム「a slip of the tongue」の意味は「失言する」「言い間違う」「言い損なう」です。意図していないことを言ってしまう、発音を間違えてしまう、言葉を間違えてしまうというニュアンスで使われています。
a slip of the tongueの使い方
英語のイディオム「a slip of the tongue」は何かを言い間違えた時や、意図せずに言ってしまった時につかいます。使い方を詳しくみてみましょう。
a slip of the tongueの使い方の例①
John, can you give me a hand? (ジョン、手伝ってくれる?)
I’m not John. (僕はジョンじゃないよ。)
Did I say “John”? Sorry, it was just a slip of the tongue. (ジョンって言った?ごめんね, 言い間違っちゃった。)
You always call me John! (いっつもジョンって呼ぶんだから!)
子供の頃、父親や母親に他の兄弟の名前で呼ばれることってありましたよね。上の会話はまさにそのような状況です。
a slip of the tongueの使い方の例②
Why did you tell her? ( なんで彼女に言ったんだ?)
I didn’t mean to tell her. It was a slip of the tongue.(言うつもりはなかったんだよ。つい言ってしまったんだよ。)
上の会話は「言うつもりはなかったのに、勢いで言ってしまった」、「言うつもりはなかったのに、つい口から出てしまった」ような状況です。
a slip of the tongueの使い方の例③
Lincoln Street, right? (リンカーン通りでしょ?)
Did I say “Lincoln Street”? Sorry, that was just a slip of the tongue. I meant Linden Street. (リンカーン通りって言った?ごめん、言い間違えた。リンデン通りって言いたかったんだ。)
OK.
今日のフレーズ
英語のイディオム「a slip of the tongue」を使った今日のフレーズは「It was a slip of the tongue.」「言い間違えた。」です。
このフレーズは「失言してしまった」「つい言ってしまった」「良い間違えてしまった」とも訳すことができます。場面によって意味が変わってくるので注意しましょう。
まとめ
英語のイディオム「a slip of the tongue」の意味と使い方を詳しくみてきました。日常会話でもよく使われているイディオムなので、しっかり覚えておきましょう。
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