「big fish」という英語のイディオム、映画やドラマでも出てくる表現のひとつです。これはいったいどのような意味で使われているのでしょう。「big fish」を直訳すると「大きな魚」となり、釣りや魚屋で使われているようなイメージが浮かびますよね。ところが、この「big fish」、それ以外の場面でも使われているんです。そこで今回は、英語のイディオム「big fish」の意味と使い方を詳しくみていきましょう。
big fishの意味
英語のイディオム「big fish」は「大物」「重要人物」といった意味です。影響力が大きい人やその世界で名前が通っている人を「big fish」で表します。主に小さな組織・グループの中の重要人物のことを指します。「important person」ということなのですが、「big fish」は会話でよく使われている口語表現の一つなのです。もちろん、「大きな魚」という意味もありますよ。
big fishの使い方
ここでは英語のイディオム「big fish」の使い方を詳しくみていきましょう。
You should talk to David. He is the big fish in the group.(デビッドに話すべきさ。彼がグループのなかで影響力がある人だから。)
Who was that? (あれは誰だったんだ?)
He is a big fish in a small pond. (お山の大将さ。)
*big fish in a small pondは「小さなグループの中でのみ権力を持っている人・小さな仲間内で威張っている人」といった意味合いで「お山の大将」や「井の中の蛙」といった日本語表現とほぼ同じです。
今日のフレーズ
英語のイディオム「big fish」を使った今日のフレーズは「He will be a big fish in a little pond.」「彼はお山の大将になるだろうな。」です。「彼はあのグループで威張るんだろうな」といった感じで使えるフレーズです。「big fish in a little pond」は「big fish in a small pond」同様「お山の大将」「井の中の蛙」と「その仲間内で威張っている人・影響力を振りかざす人」的な意味で使います。
まとめ
ここまで英語のイディオム「big fish」の意味と使い方を詳しくみてきました。警察映画やドラマの犯人の中の「big fish」は「ボス的な人」を指しますよ。色々な場面を想像して練習してみてくださいな。
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