英語のイディオムってたくさんありすぎて、どれから覚えればいいのか分からなくなっちゃいますよね。体の一部を使った英語のイディオムだけに絞ってみても沢山あります…。そして、これが以外に使われているんです。
そこで、ここでは私たちの体の一部「shoulder/肩」に注目。その中でも日常的によく使われているものだけを8つ、ご紹介していきます。
carry the weight of the world on one’s shoulders
carry the weight of the world on one’s shoulders は「全ての責任をひとりで背負う、何もかもを背負い込む、全ての問題を背負い込む」という意味です。
日本語にも「肩の荷をおろす」という表現がありますよね。これは「重い責任や負担から開放される状況」をあらわします。「carry the weight of the world on one’s shoulders」は肩の荷をおろす前の状況で、責任や負担がかかっている状態です。
carry the weight of the world on one’s shouldersの意味と使い方
a weight off one’s shoulders
a weight off one’s shoulder は、日本語でいうところの「肩の荷が降りる」、「気が楽になった」という意味です。
「重い責任や負担、問題から開放」、「抱え込んでいた物を共有することで心配事から開放」されたことで「安心した」というニュアンスで使います。
a weight off one’s shoulderの意味と使い方
the cold shoulder
the cold shoulder は「get」と共に使う場合と、「give」と共に使う場合があります。
「get」は「得る」という意味で、「get the cold shoulder」となると「冷遇を受けている、冷たい態度をとられている、無視されている」という意味になります。
反対に「give」には「与える」という意味で、「give the cold shoulder」となると「冷たい態度をとる、無視をする、よそよそしい態度をとる」という意味になります。
a chip on one’s shoulder
a chip on one’s shoulder は「怒りっぽい、イライラしている、けんか腰、態度が悪い、恨み/不満を持っている」などの意味で使います。
何かが上手くいかずに他の人のせいにして怒っている状況や、誰かに対してい不満を抱いている状況などをあらわしている態度のことです。
a chip on one’s shoulderの意味と使い方
shoulder to shoulder
1つ目のshoulder to shoulderの意味は「肩を並べて」というニュアンスを含む「一緒に」、「協力して」です。肩を組んでいるような状況をイメージすると、この意味がしっくりくるのではないでしょか。
2つ目のshoulder to shoulderの意味は「肩が当たるくらいの距離」というニュアンスで「近くに」、「並んで」です。これは人の肩と肩が触れ合う距離で立っているのを想像するとしっくりくるのではないかと思います。
be on one’s shoulder
be on one’s shoulder は「監視する」「チェックする」といった意味で使われているのです。これは「どこに行くにも、何をするにも行動を共にされている」といったイメージです。
look over one’s shoulder
look over one’s shoulder には「肩越しに見る、振り返る」、「ビクビクする、心配する、不安に感じる」、「監視する、見張る」という意味があります。
使う場面によってそれぞれ異なった意味合いになってくるので、少し注意が必要です。
look over one’s shoulderの意味と使い方
cry on one’s shoulder
cry on one’s shoulder のイディオムの意味は「泣き言を言う」、「心配事や悩みを打ち明ける」、「愚痴をこぼす」です。
単に「泣き言を言う」、「心配事や悩みを打ち明ける」、「愚痴をこぼす」のではなく、気を許せる相手だから、親身に話を聞いて欲しいから(同情も求めて)、その人に「泣き言を言う」、「心配事や悩みを打ち明ける」、「愚痴をこぼす」です。
まとめ
ここまで8つの「shoulder」を使った英語のイディオムを紹介してきました。
これらのイディオムは色々な場面でよく使われている表現なので、しっかり覚えておきましょう。
こちらで紹介しているイディオムは、それぞれ詳しい意味と使い方、イディオムを使った英語のフレーズも紹介していますので、そちらのページも見てみてください。
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