英語のイディオム:watch one’s mouthの意味と使い方

watch one's mouthのパンダの絵 今日のフレーズ

「watch one’s mouth」という英語のイディオムは、映画やドラマでもよく使われていますが、この「watch one’s mouth」はどのような意味なのでしょう。

直訳すると「watch:見る」「one’s mouth:●の口」で「●の口を見る」となります。英語の発音を練習していて、先生に「watch my mouth carefully」と言われたときは「私の口を注意して見て」という意味でしょう。

ただこの「watch one’s mouth」は日常会話の中では他の意味で使われています。

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watch one’s mouthの意味

英語のイディオム「watch one’s mouth」の意味は「言葉使いや、物の言い方に気をつける」「口に気をつける」です。

「watch」には「見る」以外にも様々な意味があり、この「watch one’s mouth」で使われている「watch」の意味は「注意する、気をつける」という意味なのです。

watch one’s mouthの使い方

watch one's mouthの使い方

ここでは「watch one’s mouth」の使い方を例文を使って紹介していきます。「one’s」の部分には「言葉遣いに気をつけなくてはならない人」が入ります。

watch one’s mouthを使った例①

小さい子供たちもいる中で使ってしまったスラング、Bobは注意されてしまいました。

Bob
Bob

What the hell! (まじか!)

Bob! You need to watch your mouth around the kids. (Bob!子供たちの周りでは言葉遣いに気をつけてちょうだい。)

Oh Sorry! (あ、ごめん!)

小さな子供たちは何でも真似してしまうので、子供たちが近くにいるときは言葉遣いに気をつけなくてはなりませんよね。

watch one’s mouthを使った例②

久々におじいさんに会いにいく兄弟2人。おじいさんはかなり厳しい人、言葉遣いにも注意が必要です。おじいさんを怒らせたくない兄は…

兄

You just watch your mouth around grandpa, ok?(じいちゃんのところでは言葉遣いに気をつけろよ。)

弟

Yeah, I know. (うん、分かってる。)

watch one’s mouthを使った例③

会社でボスとミーティングがありました。このミーティングには後輩も参加。後輩の物言いが気になったBobが彼に注意をしています。

Bob
Bob

Watch your mouth when you speak to him. He is the boss. (話すときの言葉遣いに気をつけろよ。彼はボスだぞ。)

ボスでなくても、このフレーズは使えますね。子供の先生への言葉遣いが気になったときは、「Watch your mouth when you speak to him. He is the teacher.」と使うことができます。

watch one’s mouthと同じように使えるイディオム

「watch one’s mouth」と同じ意味で使えるイディオムが他にも2つあります。それは「watch one’s language」と「watch one’s tongue」です。上で紹介してきたフレーズはそれぞれ「watch one’s mouth」の部分を「watch one’s language」や「watch one’s tongue」に変更しても同じように使うことができます。

今日のフレーズ

watch one's mouthのフレーズ

英語のイディオム「watch one’s mouth」を使った今日のフレーズは「Watch your mouth!」「そんな言い方するな!/言葉に気をつけなさい!」です。

この「Watch your mouth!」は相手にムカッとする様なことを言われた、失礼な言葉遣いをされてムカッとした際、また子供の言葉遣いを親が叱る際などに使うフレーズです。

まとめ

ここまで英語のイディオム「watch one’s mouth」の意味と使い方をご紹介してきました。このイディオムは相手をたしなめるように使う場合と、叱る場合などそれぞれ使うことができますね。映画やドラマでもよく使われているので、出てきた際には使い方をチェックしてみましょう。

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