「tell off」という英語のイディオム、耳にした事がある方も多いと思います。直訳すると「離れて言う」的な日本語になってしまいます。ただ、何となくしっくりいきませんよね。「tell off」は直訳とは違った意味合い使われているんです。
「tell off」の本当の意味を知らないと、会話の中で出てきた時に頭の中が「???」となってしまいます。そこで今回は、英語のイディオム「tell off」の意味と使い方を詳しくみていきたいと思います。
tell offの意味
英語のイディオム「tell off」は「(人)に小言を言う」「(人)を叱りつける」という意味です。「大人が子供を叱る」と言った場面で使われたり、「相手のひどい振る舞いに対して文句を言う」といった場面で使われています
「叱る」という英単語で、一番に頭に浮かんでくるのは「scold」かもしれませんが、日常的に使われているのは「tell off」です。
また、「tell off」には「叱る」とは全く別の意味の「割り当てる」や「数えて別にする」といった意味もあります。
tell offの使い方
ここでは英語のイディオム「tell off」の使い方を詳しくみていきましょう。
「叱る」という意味の「tell off」
この場合「tell 人 off」という形で使われたり、「tell off 人」といった形で使われています。
Do you think is it OK to tell someone else’s kid?(他の人の子を叱るのは大丈夫と思う?)
I think it depends. (時と場合によるんじゃないか。)
There was the rude customer this afternoon. (今日の午後、最低な客がいたんだよ。)
You should have told him off! (文句言えば良かったのに!)
「割り当てる」という意味の「tell off」
ここでは「割り当てる」といった意味の「tell off」の使い方を詳しくみていきましょう。この場合は「tell off」の後ろに「何か」が入る事が多いです。
①ボランティアに行っていた二人、終わった後の会話です。
I didn’t see you at the kitchen this afternoon. (今日の午後キッチンで見かけなかったけど。)
I was told off to clean the bathroom. (バスルームの掃除に割り当てられたんだ。)
②会社での一コマです。
I was told off for new project. (新しいプロジェクトに割り当てられたんだ。)
That’s cool. (いいじゃん。)
今日のフレーズ
英語のイディオム「tell off」を使った今日のフレーズは「I told him off.」「彼を叱った。」です。このフレーズは場面によっては「彼に文句を言った。」という意味でも使えます。何か悪い事をした場合は「叱る」、あり得ない振る舞いや失礼な態度に対しては「叱る」か「文句を言う」と使えますよ。
まとめ
ここまで英語のイディオム「tell off」の意味と使い方を詳しくみてきました。「叱る」という意味で使われる場合、「割り当てる」という意味で使われる場合、どちらも場面を想像しながら練習してくださいね。
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