ここでは「over someone’s head」の意味と使い方を紹介していきます。
まずは「over someone’s head」で使われている単語を1つずつみてみましょう。「over」は「〜を超えて」、「someone’s head 」は「誰かの頭」です。これを繋げてみると「誰かの頭を超えて」という意味になります。
このイディオムはどのような状況をあらわし、使われているのかをみてみましょう。
今日のフレーズ
今日のフレーズは「It’s over my head.」、「難しくて分からない/難しすぎる」です。「over someone’s head」というイディオムを使っています。直訳すると「●●の頭を超える」で、「(難しすぎて)理解できない・分からない」という意味で使います。
![over someone's headのフレーズ](https://eigo-lab.com/wp-content/uploads/over-ones-head1.jpg)
「over someone’s head」の意味
上でも紹介したように、「(難しすぎて)理解できない・分からない」という意味です。
このイディオムの前に「go」を付けても同じ意味で使われます。
ただ、この「go over someone’s head」にはもう1つ意味があり、「〜を通さずに直接上司と交渉する」という意味でも使われます。
![over someone's headの使い方](https://eigo-lab.com/wp-content/uploads/over-ones-head2.jpg)
「over someone’s head」の使い方
難しい話を聞いて、チンプンカンプンだった時なんかは「It was over my head.」や「It went over my head.」で「難しくて分からなかった」と表現できますね。
主語が人ではなく「話」や「トピック」などの場合はこの使い方になります。
He went over my head and complained to my manager.のように、主語が「人」に代わり、「人 go over ●’s head」となった場合は、「人が●を通さずに直接上司に交渉する」という表現になります。職場での話題などで使われることが多いです。
まとめ
「over one’s head」には2つの意味があり、場面によって使い分けるられています。
見分けるポイントは「主語」が「話・トピック」なのか、それとも「人」なのかです。
では今日もしっかり声に出して練習してください。
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