英語のイディオム「give up」は「あきらめる」という意味で覚えましたよね。ところが、英語の「give up」は日本語の「ギブアップ」と少し違った意味合いで使われることが多いです。そこで今回は、「give up」がどのような意味で、どの様に使われているのかを詳しくみていきましょう。
give upの意味
英語のイディオム「give up」は「(努力した結果)あきらめる・やめる」「(習慣を)やめる」といった意味で使います。
日本語の「あきらめる」は、英語の「give up」よりも多くの場面で使われています。例をあげてみますね。
①「今日は疲れてたから、飲みに行くのはあきらめた。」
②「雨が降ってたから出かけるのをあきらめた。」
①のように、「疲れていて」「体調が悪くて」といった場面での「あきらめる」は「体調が原因で〇〇をすることができなかった」といったニュアンスになりますよね。この場合は「give up」ではなく「couldn’t」を使った方がしっくりきます。
②のように、「雨が降っていて」「天候などの状況で」といった場面での「あきらめる」は「XXの状況だったので〇〇しなかった」といったニュアンスになりますよね。このような場合は「give up」ではなく「didn’t」を使った方がしっくりきます。
give upの使い方
ここでは英語のイディオム「give up」がどのように使われているのかを詳しくみていきましょう。
「(努力した結果)あきらめる・やめる」といった意味の「give up」
I decided to give up playing soccer.(サッカーをやめることにしたよ。)
You shouldn’t. (だめだよ。)
Don’t give up hope. (希望を捨てるな。)
I won’t!(捨てないよ。)
「(習慣を)やめる」といった意味の「give up」
My father gave up driving last year.(うちの父は去年、車の運転をやめたよ。)
How old is he?(お父さんはいくつなの?)
I gave up smoking a few years ago.(数年前にタバコをやめたよ。)
Was it difficult?(難しかった?)
今日のフレーズ
英語のイディオム「give up」を使った今日のフレーズは「I won’t give up.」「あきらめないよ。/やめないよ。」です。「頑張っていることや、信じているものを投げ出さない」といったニュアンスで使えます。
まとめ
ここまで英語のイディオム「give up」の意味と使い方を詳しくみてきました。英語のイディオム「give up」は「努力していること」「習慣になっていること」を「やめる・あきらめる」といった意味で使える表現です。色々な場面を想像しながらフレーズを作って練習してみてくださいね。
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