「get along」と聞くと「仲良くする」という意味が頭に浮かんでくる方が多いと思います。しかし、日常会話で使われている英語のイディオム「get along」は「仲良くする」という意味だけではないのです。そこで今回は、英語のイディオム「get along」の意味と使い方を詳しくみていきたいと思います。
get along の意味
英語のイディオム「get along」が日常会話で使われる場合、次の3つのそれぞれの意味で使われる事がほとんどです。1つ目は「仲良くする」「うまくやる」、2つ目は「何とかやっていく」「なんとかしていく」、そして3つ目は「離れる」です。
「仲良くする」「うまくいく」という意味の「get along」は「フレンドリーな関係を築いている」、「良い関係・状況を築けている」といったニュアンスです。
「なんとかやっていく」「なんとかしていく」という意味の「get along」は「何かのものごとを続けていけるようにする」「その今の状況で前進していく」といったニュアンスです。
また「離れる」という意味の「get along」は「今いる場所を後にする」といったニュアンスです。
英語のイディオム「get along」はこれらの意味でよく使われています。
get along の使い方
ここではそれぞれの「get along」の意味での使い方を詳しくみてみましょう。
「仲良くする・うまくいく」という「get along」の使い方
Are you close to your siblings? (あなたの兄弟とは仲良いの?)
My brother and I don’t really get along. (僕と弟はあまり仲良くないんだよね。)
They are getting along fine. (彼らは仲良くやってるね。)
Yeah. We should let them play more often! (うん。もっと一緒に遊ばせようね。)
この「get along」使い方は私たち日本人に取っては一番身近ですね。
「なんとかやっていく・なんとかしていく」という「get along」の使い方
この場合の「get along」は「生活・仕事環境」においての会話で使われる事が多いです。
How are you getting along in new job? (新しい仕事はうまくいってる?)
Yeah. Doing well. (うん。上手くやってるよ。)
I’m gonna miss you! (寂しくなるね。)
Me too! But I know you can get along without me. (僕もだよ。でも僕がいなくてもやっていけるよ。)
「離れる」という「get along」の使い方
It’s 7 o’clock already! (もう7時だよ!)
We need to get along now! (今出なくちゃ!)
今日のフレーズ
英語のイディオム「get along」を使った今日のフレーズは「I’d better be getting along now.」「もう出た方が良いな。」です。このフレーズは自身が待ち合わせなどで出かける必要がある場合に使います。「I」を他の主語に変える事で「もう出た方が良いよ」と使う事ができます。
まとめ
ここまで英語のイディオム「get along」の意味と使い方を詳しくみてきました。日常会話でよく出てくる「get along」、「仲良くする」以外の意味でも使ってみましょう。
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