ここでは英語のフレーズを使って、英語のイディオム「see eye to eye」の意味と使い方をご紹介していきます。
「see eye to eye」は日常会話ではもちろん、ビジネスシーンなどでもよく使われているイディオムです。ここで意味と使い方をしっかり身に付けていきましょう。
今日のフレーズ
英語のイディオム「see eye to eye」を使った今日のフレーズは「We don’t see eye to eye.」、「(私たちは)意見が合わない。」です。
「see eye to eye」の意味を詳しくみてみましょう。
see eye to eyeの意味
「see eye to eye」は「意見があう」、「見解が一致する」、「話があう」などの意味です。
「see eye to eye」を直訳してみると、「(お互いの)目と目があう、目と目をみる」となります。「お互いの目と目が合う」→「お互いが同じレベルにいる、同じポイントにいる」ということから、「意見があう」「見解が一致する」「話があう」といった意味で使われるようになったようです。
2人以上の人が、何かの物事に対して「同じ意見・気持ちである、同じ考えである、同じ方向を見ている」といった状況を表します。
see eye to eyeの使い方
「see eye to eye」は今日のフレーズ「We don’t see eye to eye. (意見があわない)」のように否定形で使われることも多いです。
「see eye to eye on ~ 」で使う
A and I don’t see eye to eye on this matter. (Aとはこの問題において見解が一致しない。)
We see eye to eye on so many things. (よく話があう。)
「see eye to eye on ~」「~に関して、〜において意見があう、話があう」と使います。「〜」の部分には「物事」が入ります。
「see eye to eye with ~」で使う
I don’t see eye to eye with my husband about hot to spend money. (夫とお金の使い方について意見があわない)
I see eye to eye with him on many things. (彼とは結構意見があう)
「see eye to eye with ~」は「〜」の部分に「誰」がはいります。「〜と意見があう、話があう」と使うことができます。
「〜と●●において意見があう」と表現したいときは「see eye to eye with 〜 on ●●」と使うことができます。「on」の部分は「about」でも使います。
まとめ
「see eyes to eye」は2人以上の人が同意するときに使い、「見解が一致する」、「意見があう」、「話があう」と言いたいときに使える表現です。
ここで紹介したフレーズの日本語訳をみると、場面によってニュアンスが多少異なっているようにも見えますが、カジュアルに言ったか、すこし堅めに言ったかの違いだけです。
このイディオムを使うときのポイントは「2人以上の人が同意する」、「2人以上の人が同感である」かどうかです。
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