「tongue in cheek」という英語のイディオム、どのような意味で使われているのでしょう。直訳すると「tongue:舌」「in:〜に」「cheek:頬」で「頬に舌」です。直訳からは、頬の部分に舌を入れて、頬がポッコリする様子を思い浮かべることができます。しかし、どのような意味なのかが想像できませんね。
それでは、英語のイディオム「tongue in cheek」の意味と使い方を詳しくみてみましょう。
tongue in cheekの意味
英語のイディオム「tongue in cheek」は「冗談で(言う)」「からかい半分で(言う)」「皮肉で(言う)」という意味です。「話の内容」または「書いている内容」は「本気ではなく冗談で言った」というニュアンスです。
*「tongue in cheek」は「TIC」と使われることもあります。
tongue in cheekの使い方
ここでは「tongue in cheek」の使い方を詳しくみてみましょう。
tongue in cheekの使い方の例①
It seems like I offended some people. (どうやら人を怒らせたみたい。)
What happened? (どうしたの?)
Well, I think people took what I said seriously. I just said that with tongue in cheek. (みんな僕が言ったこと真に受けたみたい。ただ冗談で言ったのに。)
*「with tongue in cheek」は「冗談で/皮肉で」という意味で使います。
tongue in cheekの使い方の②
Can you believe he said that he is huge fan of XXX. (彼、XXXの大ファンだって言ってたけど信じられる?)
Well, I suspect it was tongue in cheek. (うーん、冗談だと思うけどね。)
tongue in cheekの使い方の③
Did you see his interview? (彼のインタビュー見た?)
Yeah. His whole interview was done tongue in cheek.(彼のインタビューは皮肉だらけだらけで終わったね。)
今日のフレーズ
英語のイディオム「tongue in cheek」を使った今日のフレーズは「It was supposed to be tongue in cheek.」「冗談のつもりだったんだ」です。
「冗談で言ったことを本気にされた」「からかい半分で書いたことを真に受けられてしまった」「冗談で言ったことで相手を不機嫌にしてしまった」というようなときにこの「It was supposed to be tongue in cheek.」というフレーズが使えますね。
まとめ
ここまで英語のイディオム「tongue in cheek」の意味と使い方を詳しくみてきました。冗談を本気にされたときには「It was just tongue in cheek!(冗談で言っただけだよ!)」と使ってみてください。あなたが言ったことに対して相手を不機嫌にしてしまった場合には、謝りながら「It was supposed to be tongue in cheek.」と言ってみてくださいね。
コメント