「rub it in my face」などで、映画やドラマでも耳にすることが多いイディオム「rub it in one’s face」はどのような意味なのでしょう。直訳すると「rub it:それをこする」「in one’s face:●の顔に」で「●の顔にそれをこする」となります。分かりそうで分からない表現ですね。
それでは英語のイディオム「rub it in one’s face」の意味と使い方を詳しくみてみましょう。
rub it in one’s faceの意味
英語のイディオム「rub it in one’s face」は「●に恥をかかせる」「●を侮辱する」「●に見せつける」といった意味です。「何かを失敗した相手にその失敗を思い出させ、侮辱したり恥をかかせたりする」「相手にないものを見せつける」といったニュアンスです。
rub it in one’s faceの使い方
ここでは英語のイディオム「rub it in one’s face」の使い方を詳しくみてみましょう。「something」には「見せつけるもの」、「one’s」の部分には「見せつけられる人」がはいります。
rub something in one’s faceの使い方の例①
What’s wrong? (どうした?)
I screwed up my presentation, and Paul never stop rubbing it in my face. (プレゼンテーションで大失敗したんだけど、ポールがその事をしつこく言ってくるんだよ。)
rub something in one’s faceの使い方の例②
レポートが終わらず家に閉じこもっていたBob、嫌気がさして友人に電話をしました…
What are you doing? (何してるの?)
Drinking with my friends.(友達と飲んでるよ。)
Way to rub it in my face? (僕へのあてつけか?)
What? No! (まさか!)
Hahaha. Just kidding. (冗談だよ。)
rub something in one’s faceの使い方の例③
I still can’t believe you paid that much money for that poster. (あのポスターにあんだけのお金つぎ込んだのまだ信じられないよ。)
I know I shouldn’t pay that much money. No need to rub it in my face!(分かってるよ。何度も言うなよ!)
今日のフレーズ
英語のイディオム「rub it in one’s face」を使った今日のフレーズは「Don’t rub it in my face.」「もう思い出させるなよ。」です。これは自身の言動の過ちを何度も思い出させる相手に対して「もういい加減にしてくれよ」といった意味を込めて使えます。場面によっては「見せつけるなよ」などのニュアンスにもなります。
まとめ
ここまで英語のイディオム「rub it one’s face」の意味と使い方を詳しくみてきました。これは日常会話でよく使われる表現です。しっかり覚えておきましょう。「one’s face」を省略した「rub it in」のみでも使われています。
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