日本語の「がんばれ」という表現には、様々な気持ちが含まれています。私たちは「がんばれ」という一言で、その人に対する応援の気持ちや励ましの気持ち、様々な気持ちを伝えることができます。
しかし、英語には日本語の「がんばれ」のように便利な言葉はありません。それぞれの状況、それぞれの感情によって「がんばれ」と使えるいろいろなフレーズが存在します。
ここでは「hang in there」を使って「がんばれ」と表現する状況をみていきます。
今日のフレーズ
今日のフレーズは「Hang in there!」、「頑張れ!」です。
「Hang in there!」は「頑張れ!」という意味で使われます。
英語には色々な「頑張れ!」というフレーズがありますが、「Hang in there!」は「頑張れ!」という意味で使える「Good luck!」とは全く違う場面で使う「頑張れ!」です。
「Hang in there!」の使い方、意味を詳しく紹介します。
「Hang in there!」に含まれる意味合い
上の絵にもありますが、「hang in」には(逆境や、苦しい状況において)「頑張る、耐えぬく」いう意味があります。
「Hang in there!」は日本語の「頑張れ!」という意味で使えるのですが、このフレーズには(今は苦しい状況/ダメだと思える状況であっても)「あきらめずにがんばれ!」「あきらめるな!がんばれ!」というニュアンスが含まれているのです。
「Hang in there!」はどんな場面で使う?
①スポーツ観戦で使う
スポーツ観戦をしている時、応援しているチームや選手がいつも良い状況にいるわけではありません。そんな苦しい時間帯にいるチーム・選手を応援する時に使います。
試合終了まであと5分。相手の猛攻撃に合っているチーム/選手に対して「Hang in there! 」
②苦しい状況で物事を諦めようとしている人へ
チャレンジしていることがうまく行かず、諦めてしまいたくなる時は誰にでもあると思います。そんな頑張りながらも苦しんでいる人を励ます時に使います。
彼女・彼と別れてしまって、悲しみの中にいる友人へ「Hang in there.」
仕事がうまくいかない、成果がでないと諦めかけている友人、同僚に対して「Hang in there.」
③痛みをこらえている人へ
怪我をしてしまったなどの状況で、すごい痛みと闘っている人へも「Hang in there.」と使います。
アメリカ映画やドラマで犯人に撃たれてしまった相手へ「Hang in there.」と言っている場面がよくあります。この場合は,「死ぬな!」という意味合いや、「助けがくるまで頑張れ」という意味合いを込めて使っています。
まとめ
苦しい状況、諦めたくなるような状況にいる相手を励ますときに使う「Hang in there.」。「この状況はいつか良くなるから、がんばれ。」という想いが込められています。
もがき苦しんでいる友人へ、「この状況はいつか変わるから」という思いを込めて使ってみましょう。
コメント