英語のイディオム:catch at a strawの意味と使い方

catch at a strawのパンダの絵 今日のフレーズ

「catch at a straw」という英語のイディオムはいったいどのような意味で使われているのでしょう。直訳すると「ストローでつかむ」となり、何か飲み物を飲むときに使ってそうですよね。ところが、日常会話で使われている「catch at a straw」は全く違った意味になります。

そこで今回は、英語のイディオム「catch at a straw」の意味と使い方を詳しくみていきましょう。

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catch at a strawの意味

英語のイディオム「catch at a straw」は「藁にもすがろうとする」「困ったときは何にでも頼ろうとする」といった意味です。「straw」が「ストロー」ではなく「藁(わら)」なんですね。このイディオムは「問題を解決するためにどんな物にも助けを求めようとする」「せっぱつまっている状況を打開するために小さなチャンスにも飛びつく」といったニュアンスです。

ことわざで「藁にもすがる」とありますが、英語にもあるんです。

A drowning man will catch at a straw.(おぼれる者はわらをもつかむ。)

「藁」は「頼りにならないもの」の例えです。溺れている時に水辺にある藁、あるいは水に浮かんでいる藁をつかんでも体を支えてくれる事はできません。しかし溺れているときは藁にでもすがってしまうということなんですね。

catch at a strawの使い方

catch at a strawの使い方

ここでは、英語のイディオム「catch a straw」の使い方を詳しくみていきます。

I heard that she agreed to take a pay cut.(彼女、賃金カットを受け入れるって聞いたぞ。)

Again? She is just catching at a straw to keep her job. (またか?仕事をつづけるために必死なんだな。)


He’s been making excuses. (彼は言い訳ばかりしてるな。)

He’s trying to catch at straw. (藁にでもすがろうとしてるのさ。)

今日のフレーズ

catch at a strawのフレーズ

英語のイディオム「catch at a straw」を使った今日のフレーズは「You are just catching at a straw now.」「何でもいいからすがろうとしているだけさ。」です。困った・苦しい状況にいる相手が、その状況をどうにかしたいが為に突拍子もないことを言っている時などに使えます。相手が普段はやらないようなことでもやってしまいそうな時ですね。

まとめ

 ここまで英語のイディオム「catch at a straw」の意味と使い方を詳しくみてきました。「catch at a straw」は「catch at straws」と複数形で使われている場合もあります。また同様に使うイディオムで「clutch at straws」というのもありますよ。

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