「by the seat of one’s pants」という英語のイディオム、「自分の経験と勘に頼って」といった意味です。何かの物事を行う際に計画や手段を伴って行うよりも、自身の経験と勘を頼りに行うといった意味合いです。今回はこの英語のイディオム「by the seat of one’s pants」の意味と使い方を詳しくみていきます。
by the seat of one’s pantsの意味
英語のイディオム「by the seat of one’s pants」は「自分の経験と勘に頼って」「自分の感覚で」といった意味です。難しい物事などを行う際に、技術的な補助や形式的な理論に頼るのではなく、自分の(経験をもとに得た)感覚を信じて行う、明確な計画や方向性ではなく自身の勘に頼って行うことを表します。
英語のイディオム「by the seat of one’s pants」は、戦闘機を操縦していた昔の操縦士は航行補助が少ない中、操縦席のシートから伝わる感覚を元に自身の勘に従って操縦していたということから 「自分の経験と勘に頼って」や「自分の感覚で」といった意味で使われるようになったと言われています。
英語のイディオム「by the seat of one’s pants」は「fly by the seat of one’s pants」という形でよく使われています。また、「seat of the pants」という形で「形容詞」として使われることもありますよ。
by the seat of one’s pantsの使い方
ここでは英語のイディオム「by the seat of one’s pants」の使い方を詳しくみていきましょう。
How do you make these?(これらはどうやって作るの?)
I make these by the seat of my pants.(勘で作ってる。)
My brother think I fly by the seat of my pants. (僕の弟は、僕は感覚でやってると思ってる。)
You are not? (え、違うの?)
This seat of the pants approach is making things easier for me.(感覚に沿って物事を進めるのは僕にとっては助かるよ。)
Because you have a lot of experience. (君はいっぱい経験があるから。)
今日のフレーズ
英語のイディオム「by the seat of one’s pants」を使った今日のフレーズは「We were flying by the seat of our pants.」「感覚でやっていたよな。」です。昔を振り返ると、「明確な計画や方向性を伴うというよりも感覚で物事を進めていたよな」といった場合に使えるフレーズです。
まとめ
ここまで、英語のイディオム「by the seat of one’s pants」の意味と使い方を詳しくみてきました。自分の経験や感覚を信じて物事を行うといった場合に使えるイディオムです。色々な場面を想像しながらフレーズを作って練習してみてください。
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