「fox guarding the chicken coop」という英語のイディオム、直訳すると「ニワトリ小屋を守っているキツネ」という訳になりますよね。これは日常会話で使われている口語表現の一つなのですが、どのような意味で使われているのでしょう。直訳からはどのような意味で使われているのか想像しにくいですよね。そこで今回は、英語のイディオム「fox guarding the chicken coop」の意味と使い方を詳しくみていきたいと思います。
fox guarding the chicken coopの意味
英語のイディオム「fox guarding the chicken coop」は「情報を悪用する人」「相手から搾取しようとする人」といった意味です。「他の人の情報を盗んで悪用する人」や「守るように言われていた物を搾取し使おうとする人」といったニュアンスで「全く信用ならない人」「盗人に鍵を預けているようなもの」といった意味合いで使われています。
「fox guarding the henhouse」や「fox watching the henhouse」といった形でもよく使われています。
「キツネはずる賢くて、ニワトリを守ってるようなふりしてニワトリを盗んでしまう」といったイメージから、「fox guarding the chicken coop」は上記の意味で使われるようになったみたいです。
fox guarding the chicken coopの使い方
ここでは英語のイディオム「fox guarding the chicken coop」の使い方を詳しくみていきましょう。
Sarah is going to start a business with her brother-in-low. (サラが彼女の義理の兄とビジネスするらしいけど。)
It’s Paul, isn’t it? I feel like a fox guarding the chicken coop. (ポールだろ?悪人に鍵を預けるようなものな感じがするけど。)
I can’t trust Paul. (ポールは信用できないんだよね。)
Hiring him as a manager is like a fox guarding the chicken coop. (彼をマネージャーとして雇うなんて、なんでも盗んでくださいっ言ってようなもんだよ。 )
今日のフレーズ
英語のイディオム「fox guarding the chicken coop」を使った今日のフレーズは「Don’t let a fox guard the chicken coop.」「盗人に鍵を預けるなよ。」です。このフレーズは「信用ならない人に重要な物事を任せるなよ。」といった意味合いで「気をつけろよ」といったニュアンスが大きいです。
まとめ
ここまで英語のイディオム「fox guarding the chicken coop」の意味と使い方を詳しくみてきました。似たイディオムで「fox in the chicken coop」というイディオムもありますね。どちらのイディオムも覚えてしまいましょう。
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