「face to face」という英語のイディオム、映画やドラマでもよく耳にするイディオムなので、聞いたことがある方も多いと思います。直訳すると「face to face:顔と顔で」となり、何となく意味が想像できますね。
それでは英語のイディオム「face to face」を詳しくみてみましょう。
face to faceの意味
英語のイディオム「face to face」の意味は「面と向かって」「顔と顔を合わせて」と「直面して」「直接的に」と2つあります。
「面と向かって」「顔と顔を合わせて」は、2人が同じ場所で顔を合わせるという意味合いで使われ、「直面して」「直接的に」は何かしらの出来事に対して向き合う、出来事に向き合って解決しなければならないといった意味合いを持ちます。
face to faceの使い方
ここでは英語のイディオム「face to face」の詳しい使い方をみていきましょう。
face to faceの使い方の例①
Hello. This is Bob. Is Paul there? (もしもし、Bobです。Paulいますか?)
Hey Bob. It’s me. What’s up? (ボブ。僕だよ。どうした?)
I want to talk to you face to face. Can we meet up at XX? (会って話したいんだ。XXで会える?)
face to faceの使い方の例②
We need to talk face to face with Mr. X to solve this problem.(この問題を解決するにはMr.Xと会って直接話す必要があるな。)
Yeah, let’s set the date. (だな、日にちを決めよう。)
face to faceの使い方の例③
How was your childhood? (幼い頃はどうだった?)
I came face to face with the discrimination when I was a kid. (子供の時に差別と向き合あったよ。)
この例文には、幼い頃に差別と向き合って解決しなければならなかったというニュアンスが含まれています。
今日のフレーズ
英語のイディオム「face to face」を使った今日のフレーズは「We have to stand face to face with the problem!」「私たちは問題に立ち向かわなければならない!」です。
「We are standing face to face with big bear. 」だと「大きな熊と顔を突き合わせて立っている。」と意味になりますが、「stand face to face with the problem」は「問題に(直面し、)立ち向かう」という意味になります。
まとめ
ここまで英語のイディオム「face to face」の意味と使い方を詳しくみてきました。「面と向かって」という「相手と会う」といった意味なのか、何かしらの問題・出来事に「直面して」といった意味なのかは、その場面・状況によって異なってきます。どちらの意味もよく使われているので、しっかり覚えておきましょう。
コメント