英語のイディオム「have one’s nose in a book」とはどのように使われているのでしょう。
これを直訳してみると「have:持っている」「one’s nose:●の鼻」「in:〜の中に」「a book:本」となり、「本の中に●の鼻を持っている」となってしまい、よく意味が分かりません。
ここでは英語のイディオム「have one’s nose in a book」の意味と使い方を詳しく紹介していきます。
have one’s nose in a bookの意味
英語のイディオム「have one’s nose in a book」は「本を読んでいる」という意味で使われます。本のみならず、雑誌や新聞などを読んでいるといった状況で、「読むことが好きで常に何かしらを読んでいる人」といった表現で使われることが多いイディオムです。
have one’s nose in a bookの使い方
「have one’s nose in a book」の意味の部分でも紹介しましたが、常に何かしらを読んでいる人に対して使われることが多いため、日本語の「●●は本の虫」という表現と同じように使われています。
それではどのように「have one’s nose in a book」を使っているのかを詳しくみていきましょう。
How’s your boy? (息子さんはどう?)
He is doing good. He always has his nose in a book though. (元気よ。いっつも本ばかり読んでるけど。)
hahaha. It sounds like he got that from you! (ははは。君に似たんだね。)
hahaha True. I always had my nose in a book when I was a kid. (ははは。そうだね。子供の頃は本の虫だったからね。)
「one’s」の部分には「本を常に読んでいる人」が入ります。私であれば「my」、彼であれば「his」、あなたであれば「your」が入ってきます。
We went to the camp, but my daughter always had her nose in a book. (キャンプに行ったんだけど、娘は本ばかり読んでたよ。)
I remember that you always had your nose in a book. (あなたがいつも本を読んでたのを覚えてるよ。)
It’s better to have your nose in a book than in someone else’s business.(他の人の問題に首を突っ込むより本を読んでいる方が良い。)
「have one’s nose in ~」で「~に首をつっこむ」といった意味でも使えます。「stick one’s nose in/into something」と同じです。
今日のフレーズ
英語のイディオム「have one’s nose in a book」を使った今日のフレーズは「I always had my nose in a book.」、「本ばかり読んでた。」です。これは「本が好きでいつも本ばかり読んでいた」というニュアンスです。
まとめ
英語のイディオム「have one’s nose in a book」の意味と使い方を紹介してきました。「have one’s nose in a book」は「本好きで本ばかり読んでいる人」をあらわすイディオムです。
「have one’s nose in」の後に「book」と「air」が来ない場合は「stick one’s nose in/into something」と同様に使われることがあることも覚えておきましょう。
コメント
雑紙? 雑誌のことかな?
「雑誌」の間違えです。ありがとうございます。m(_ _)m 訂正しておきます!また何かあれば、ご連絡のほどよろしくお願いいたします。