ここでは英語のイディオム「hit the ceiling」の意味と使い方を詳しくみていきます。
「hit the ceiling」と聞くと「天井を打つ」というか、天井を叩いているようなイメージが沸いてきます。「天井を叩く」とはどのような時かを考えてみても、いまいち「hit the ceiling」がどのように使われるのか良くわかりません。
今日のフレーズ
今日のフレーズは「My dad hit the ceiling.」、「父さんが激怒した/かんかんに怒った」です。
このフレーズでは「hit the ceiling」というイディオムを使っています。「hit the ceiling」は日常会話ではもちろん、アメリカのドラマや映画でもよく使われる表現です。
「hit the ceiling」どのような意味で使われているのでしょうか。
「hit the ceiling」の意味
「hit the ceiling」には大きく分けると3つの意味があります。
1つ目は「天井を打つ」や「頭打ちになる」
2つ目は「(数字などが)うなぎ上りに上昇する、急騰する」
3つ目は「激怒する、カンカンに怒る、ひどく腹を立てる」
今日はこの中でも3つ目の意味「「激怒する、カンカンに怒る、ひどく腹を立てる」をご紹介します。
「hit the ceiling」の使い方
この「hit the ceiling」は「Angry」と同じ意味で使われます。ニュアンスとしては「怒る」というよりも、「すごい勢いで怒る」というニュアンスです。
「hit the ceiling」には3つの意味がありましたが、「激怒する、カンカンに怒る、ひどく腹を立てる」意味で使うときだけ「主語」が「人」になります。ここがポイントです。
「hit the ceiling」を使ったフレーズの主語が「人」だった場合は「Angry」と同じ意味と覚えておきましょう。
I am going to hit the ceiling. (ブチ切れそうだよ)
She hit the ceiling. (彼女はカンカンだったよ)
上の絵にも例文を載せていますが、全て主語は「人」ですね。
「hit the ceiling」の「ceiling」を「roof」に替え、「hit the roof」にしても「激怒する、カンカンに怒る、ひどく腹を立てる」となります。全く同じ意味で同じ使い方です。これも日常会話でもよく使われます。
「激怒する、激怒した」と言いたい時は「hit the ceiling」を使ってみましょう!
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