「seal up」という英語のイディオムには「封印する」「密閉する」という意味があります。日常会話で使われている表現で、「seal:封印する・密閉する」と同じように使われています。ただ、「seal」が持つ意味全てに当てはまるわけではありません。そこで今回は、英語のイディオム「seal up」の意味と使い方を詳しくみていきます。
seal upの意味
英語のイディオム「seal up」は「封印する」「密閉する」の他に「塞ぐ」「目張りする・目塗りする」といった意味があります。ものが開かないように閉じる・ものがこぼれてしまわないように容器を閉じる、隙間や穴を塞ぐといった意味合いです。
「目張りする」は窓やドアの隙間などから風が入らないように紙などを使って塞ぐことですし、「目塗りする」は物の合わせ目を塞ぐことです。このことからも「seal up」は塞ぐという動作をあらわすイディオムであることが分かりますね。
「seal up もの」または「seal もの up」という形で使われています。
「seal」と「seal up」の違い
「seal」にも「seal up」と同じ「封印する」「密閉する」の意味があります。どちらも「ものが開かないように閉じる・ものがこぼれてしまわないように容器を閉じる」といった意味で同じように使えます。また、「塞ぐ」という意味に関しても「seal」と「seal up」どちらを使っても構いません。
ところが「seal」にはその他に「印を押す」「認める」といった意味があります。この場合は、英語のイディオム「seal up」を使うことはありません。
seal upの使い方
ここでは英語のイディオム「seal up」の使い方を詳しくみていきましょう。
We need to seal up the windows before the typhoon comes.(台風が来る前に窓をの隙間を塞いでしまわないと。)
Yeah. (だな。)
Can you seal up the container?(容器を閉めてくれる?)
Sure.(了解。)
今日のフレーズ
英語のイディオム「seal up」を使った今日のフレーズは「Can you seal up the hole?」「穴を塞いでくれる?」です。壁に開いた穴や、何かの穴を塞ぐといった場合に使えます。紙やテープなどで塞げるくらいの穴に対して使われることが多いです。
まとめ
ここまで英語のイディオム「seal up」の意味と使い方を詳しくみてきました。封筒や蓋を閉じる場合や紙やテープを使って隙間などを塞ぐといった場合に使われている表現です。いろいろな場面を想像しながらフレーズを作って練習してみてくださいね。
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