ここでは英語のイディオム「music to one’s ears」の意味と使い方をご紹介していきます。
「music to one’s ears」を直訳してみると「music:音楽」「to:〜に」「one’s:●の」「ears:耳」で「●の耳に音楽」となります。この直訳から連想するのは「音楽が聞こえる」という表現です。これで本当に良いのでしょうか?「music to one’s ears」の意味をまずみてみましょう。
music to one’s earsの意味
英語のイディオム「music to one’s ears」は、その人にとって嬉しくなる様なニュース、聞いて喜ばしい/嬉しい出来事、といった意味で、「(それを聞いて)嬉しい!」「(それは)素晴らしい!」「すごく良い!」といった表現で使われます。
この他にも「耳に心地よい」といった意味もあります。
music to one’s earsの使い方
ここでは英語のイディオム「music to one’s ears」がどのように使われているのかを詳しくみていきましょう。
「one’s」の部分には「その話を聞いて嬉しくなる人」が入ります。
music to one’s earsの使い方①
参加したコンペに勝ったという朗報が舞い込んできたときの会話です。
Hey, we won the competition! (コンペに勝ったぞ!)
Wow! That’s music to my ears!! (やった、嬉しい!)
ここでの「music to my ears」は自分にとっても「それはとても嬉しいニュースだ!」→「嬉しい!」。「I’m so happy to hear that!」と同じように使っています。
music to one’s earsの使い方②
これは友人同士の会話です。ニコニコしている友人、いいことがあったようで..、
You look happy. (嬉しそうだね。)
I got promoted! (昇進したんだよ!)
Wow! Congratulation! That’s music to my ears! (おめでとう!それはよかったね!)
ここでの「music to my ears」は相手にとって「それは素晴らしいニュース!」で、「自分も嬉しい」といったニュアンスで、「よかったね!」。「That’s great!」と同じように使っています。
music to one’s earsの使い方③
音楽を聴いている所に友人が入ってきたときの会話です。
Who’s this? (これ誰?)
It’s AAA BBBB. (AAA BBBBだよ。)
Her soft voice is music to my ears. (彼女の優しい声は耳に心地良いね。)
今日のフレーズ
英語のイディオム「music to one’s ears」を使った今日のフレーズは「That’s music to my ears!」「それは嬉しい!」です。
「That’s music to my ears!」は「それを聞けて嬉しい!」「それは素晴らしいニュースだ!」と、場面によって日本語の表現が変わってくるのが特徴です。
まとめ
ここまで英語のイディオム「music to one’s ears」の意味と使い方を紹介してきました。
日常でもよく聞くフレーズの1つなのでしっかり身に付けておきましょう。「That’s great!」や「I’m so happy to hear that!」とを使う様な場面で、この「That’s music to my ears!」を使ってみましょう。
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