「keep a civil tongue」という英語のイディオム、相手に注意を促す様な場面で使われることが多いです。この「keep a civil tongue」は一体どのような意味なのでしょう。
直訳すると「keep:保つ」「civil:市民にとってふさわしい、礼儀にかなった」「tongue:舌」で「礼儀にかなった舌を保つ」となります。
この英語のイディオム「keep a civil tongue」の意味と使い方を詳しくみていきたいと思います。
keep a civil tongueの意味
英語のイディオム「keep a civil tongue」は「丁寧な言葉遣いをする」「言葉遣いを慎む」「丁寧な物言いをする」という意味です。
「失礼な態度、失礼な物言いをしない」「礼儀をわきまえた態度、物言いをする」というニュアンスで使います。
「keep a civil tongue」は「keep a civil tongue in one’s head」と使われることもありますが、全く同じ意味になります。
keep a civil tongueの使い方
ここでは詳しい使い方をみていきましょう。
keep a civil tongueの使い方の例①
Paul was really angry… I would be so angry if someone talked to me like that. (ポール、すごく怒ってたね…誰かにあんな物言いされたら、僕も頭にくるよ。)
Yeah. Although he was angry, he kept a civil tongue in his head.(うん。すごい怒ってたけど、丁寧な物言いだったな。)
I don’t think I can do that. (僕にはできないと思う。)
相手の物言いや言ったことに対してカッとなった時って、相手に失礼な物言いで言い返したりしてしまいます。それなのに
keep a civil tongueの使い方の例②
Can you keep a civil tongue? (礼儀正しくふるまえるか?)
…….
If you cant’, just keep quiet. (もしできないなら、口を開くな。)
失礼な物言いの子供に対して、ビジネスシーンでは部下に対して注意するときにも使えます。
keep a civil tongueの使い方の例③
Please keep a civil tongue in your head the next time. (次回は丁寧な物言いで頼むよ。)
Yes. (はい。)
No need to argue all the time. (いつも感情的に言い返さなくていいんだ。)
相手の言ったことに対して、感情的になって言い返してしまう人に注意を促す時などに使えます。
今日のフレーズ
英語のイディオム「keep a civil tongue」を使った今日のフレーズは「Keep a civil tongue.」「言葉遣いを慎みなさい。」です。
「相手に対する態度が失礼な人」、「相手に対する物言いが失礼な人」を注意するときに使えるフレーズです。失礼な言葉遣いだけではなく、失礼な振る舞いに対しても使えるんです。
まとめ
ここまで英語のイディオム「keep a civil tongue」の意味と使い方をご紹介してきました。映画やドラマなどでも、子供や生徒、部下、家族、友人に対して注意する際に使われています。
ここで紹介したフレーズは、たまに私自身、言い聞かせているフレーズです。
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