「give in」という英語のイディオム、これは一体どのような意味で使うのでしょう。他の「give」を使ったイディオムと比較すると、日常会話で頻出する表現ではありませんが、歌の歌詞や映画などでは以外と使われています。直訳すると「give:与える」「in:中に」で「中に与える」となります。これはどういうことでしょう。
そこで今回は英語のイディオム「give in」の意味と使い方を詳しくみていきます。
give inの意味
英語のイディオム「give in」には「(試合や競争での)負けを認める・降参する」、「(相手の要求などを)受け入れる」、「(レポートや宿題などを)手渡す・提出する」といった意味があります。
「負けを認める」は「勝つために戦い続けたけど、相手に屈する」といったニュアンス、「受け入れる」は「相手のプレッシャーなどから、どうしようもなく最終的に相手の要求に応じる」といったニュアンスです。
「手渡す・提出する」は「hand in」と同じように使えます。
give inの使い方
ここでは英語のイディオム「give in」の詳しい使い方をみていきましょう。
「負けを認める」という「give in」の使い方
Are you ok? (大丈夫?)
I won’t give in to bullying. (いじめには屈しない。)
This quiz is difficult… (このクイズは難しいな。。。)
Do you give in? (降参する?)
Not yet! (まだ!)
He should apologize to her. (彼は彼女に謝るべきだよ。)
Yes. She would never give in until she received an apology. (ほんと。彼女は謝罪受けるまで、絶対引かないよ。)
「受け入れる」という「give in」の使い方
Is that your new bike? (新しい自転車?)
Yes! (そう!)
Lucky you! (いいな!)
I kept asking my dad for months, and finally he gave in! (何ヶ月も父さんにお願いし続けたんだよ、で、やっと買ってくれた!)
Did you watch the news? (ニュース見た?)
Yeah. The government refused to give in their demands. (政府は彼らの要求に応じることを拒否したね。)
「手渡す・提出する」という「give in」の使い方
Are you leaving? (辞めるの?)
Yeah. I just gave in my notice. (うん。たった今知らせてきたところ。)
Are you still writing the report? (まだレポート書いてるの?)
Yeah… (うん…)
You were supposed to give the report in three days ago. (3日前にそのレポート提出しなくちゃだったんだよ。)
「give something in」で「●を提出する」と使うこともできます。
今日のフレーズ
英語のイディオム「give in」を使った今日のフレーズは「Never give in.」「絶対に負けない。」です。このフレーズは自分自身に使う場合は「絶対に負けない」、他の人に対して使う場合は「絶対に負けるな。」と使うことができます。この「負けない」は「屈しない」という意味合いです。
まとめ
ここまで英語のイディオム「give in」の意味と使い方を詳しくみてきました。場面によって意味合いがかなり変わってくるので要注意です。「give in」を「負けを認める」「応じる」といった意味で使う場合は日本語の「屈する」を使う様な場面だと覚えておくといいかもですね。
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