「call for」という英語のイディオム、「~を要求する」といった意味で中学校で習います。ところが、英語のイディオム「call for」は「~を要求する」という意味以外でも使われることがあるのです。そこで今回は、英語のイディオム「call for」の意味と使い方を詳しくみていきましょう。
call forの意味
英語のイディオム「call for」は「~を要求する」「呼びかける」「迎えに行く」「予報する」といった意味で使われることが多いです。ひとつずつ詳しくみていきましょう。
~を要求する
行為や発言、一定の品質を求める、何かの物事を必要とするといった意味で使われることが多く、「ある行為をする必要がある」や「何かを起こすためにある物事が必要となる」といったニュアンスです。
呼びかける
ある物事が起こるようにたくさんの人に呼び掛ける、ある物事が必要であると公的に呼びかけるといった意味で使われています。「ある物事を公に発表し人に呼び掛ける」といったニュアンスです。
迎えに行く
「人を迎えに行く」といった意味で主にイギリスなどで使われています。「その人をどこかに連れていくために、その人の家に迎えに行く」といったニュアンスです。
予報する
主に「天気」の話の際に使われる「予報する」という意味。主にアメリカで使われて意味合いで「ある種の天候が起こりやすい」といったニュアンスです。
call forの使い方
ここでは英語のイディオム「call for」の使い方を詳しくみていきましょう。
「~を要求する」の使い方
This event will call for a big budget.(このイベントには大きな予算が必要だな。)
Yeah. Do you think we can do it? (うん。できると思う?)
This position calls for communication and writing skills.(このポジションではコミュニケーションスキルとライティングスキルが求められるよな。)
I think Sarah will be good for that.(その仕事にはサラがいいと思うんだけど。)
「呼びかける」の使い方
Local newspapers were calling for the city mayor’s resignation.(ローカル新聞が市長の辞任を呼び掛けてたな。)
Yes, I saw it this morning.(うん、朝見たよ。)
The labor union calls for reforming of working practices.(労働組合は働き方改革を訴えているな。)
Yeah.(うん。)
「迎えに行く」の使い方
Don’t oversleep tomorrow. I will call for you at seven o’clock.(明日は寝坊するなよ。7時に迎えに行くから。)
OK.(わかった。)
Paul will call for you at 6 pm.(ポールが6時に迎えに行くよ。)
OK.(わかった。)
「予報する」の使い方
The weather forecast calls for rain on the event day.(イベントの日、天気予報で雨って言ってた。)
Really? (まじか?)
The forecast calls for heavy rain.(予報では大雨になるって。)
I didn’t bring umbrella….(傘持ってこなかったよ。。。)
今日のフレーズ
英語のイディオム「call for」を使った今日のフレーズは「This calls for a celebration!」「これはお祝いするしかないでしょ!」です。何かしら嬉しい物事があった際に「これはお祝いする必要があるな!!」といった感じで使えるフレーズです。
まとめ
ここまで英語のイディオム「call for」の意味と使い方を詳しくみてきました。色々な意味合いで使われている「call for」、電話とは関係ないシーンでもたくさん出てきますよ。色々な場面を想像しながらフレーズを作って、練習してみてくださいね。
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