日常会話でもよく使われている「all ears」、直訳すると「全ての耳」となって、沢山の耳がある状況のこと?ってなってしまいますよね。もっと想像すると、観客が沢山いるってこと?となってしまいがちなのですが、この「all ears」はこの想像してしまいがちな意味とは全く違うのです。
ここでは詳しく英語のイディオム「all ears」の意味と使い方をご紹介します。
all earsの意味
英語のイディオム「all ears」は全身が耳になるくらいの勢いで「熱心に耳を傾ける、しっかりと聞く」という意味です。相手の話をしっかりと熱心に聞くといった状況をあらわします。
all earsの使い方
ここでは英語のイディオム「all ears」の使い方を詳しくみていきましょう。
①職員室での一コマ。ボブ先生はカール先生に授業はどうだったか聞いています。
How was your class? (クラスはどうだった?)
The children were all ears when I was telling them the story.(話をしているとき子供たちは興味津々で聞いてたよ。)
②先生が生徒に注意を促していいます。
Everyone, I want you to be all ears in class.(みんな、授業中はしっかり聞いておくようにね。)
③同僚同士の会話です。
How did presentation go? (プレゼンテーションはどうだった?)
Everyone was all ears.(みんな熱心に聞いてくれたよ。)
④しっかりと聞いて欲しいときに使えるフレーズ。
Please be all ears.(しっかりと聞いておいてください。)
「all ears」は「be動詞」と一緒に使います。「主語:熱心に聞く人」+「be動詞」+「all ears」の順番で文章を作ります。
「私」が「熱心に聞く人」であれば、「I’m all ears.(しっかりと聞いてるよ)」
「彼ら」が「熱心に聞く人」であれば「They are all ears.(彼らは熱心に聞いている)」
過去形にする場合は「I was all ears. (しっかり聞いてたよ)」、「They were all ears. (彼らは熱心に聞いてた)」となります。
今日のフレーズ
英語のイディオム「all ears」を使った今日のフレーズは「I’m all ears.」「しっかり聞いてるよ」です。
この「I’m all ears.」はシチュエーションによって少しニュアンスが異なってきます。
①友人同士で会話している最中の一コマ
Hey. Are you listening to me? (ねえ、僕の話聞いてる?)
I’m all ears! (しっかり聞いてるよ)
②旅行から友人が帰ってきたときの一コマ
Hey!(よ!)
Tell me about your trip! I’m all ears!! (初日どうだったか聞かせて。すごい興味ある。)
③プロジェクトについて話しています。
About the project, I’ve got an idea. (プロジェクトについてなんだけど、考えがあるんだ。)
What is it? I’m all ears. (何?聞かせてよ。)
「I’m all ears.」はよく使われるフレーズなです。ニュアンスも含めて覚えておきましょう。
まとめ
ここで紹介した英語のイディオム「all years」、よく使われていものなので、ここで紹介したフレーズのまましっかり身に付けておきたいイディオムです。。
また「all ears」は「all eyes」と一緒になって「all eyes and ears」という形で使われることもあります。この場合は「熱心に注意深く、見聞きする」といった意味で使われます。「
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