子供の英会話レッスンについて

子供と英語

子供の英会話レッスンについて少しお話しようかなと。

結構長いこと子供たちに英語を教えているのですが、最近やっと「そんなに嫌いじゃないかも」と思えるようになりました。今は家庭教師のようなスタンスで英語を教えているので、そう思えるようになったのかもです。

そこで少しレッスン内容について書いてみました。英語を子供に教えてみようかな、子供に英語を習わせたいなという方に少しでも役に立てれば良いなと思います。

座っているのが苦手な子、リーダー気質な子、負けん気が強い子、と色々な個性がマジマジと見れる時間。意外と面白いです。

子供用のフラッシュカードとゲームを使って1時間、英語漬けです。
小学校高学年からスタートした場合は日本語を使って教えることもありますが、幼稚園から小学校低学年でスタートの場合はほぼ英語のみ(場合によっては日本語を使用することもありますが)。

これには理由があって、

幼稚園から小学校低学年まではまだまだ日本語でも知らない語彙が多く存在するので、本人たち自身”分からない”ということに慣れており、想像力を駆使して会話を成り立てようとします。ジェスチャーや絵をうまく踏まえて導入すれば大喜びしてくれます。

しかし、小学校高学年になるとそれなりに日本語の語彙も多く覚え、理解しようとする思考回路ができているので”分からない”ことに対して”どうしてそうなのか”という答えが欲しいのです。

分からないことを日本語で少し説明してあげると、次に似たような文章や単語が出てきたときには”●●ってこと?”などと逆質問をしてくれます。知っていることを頭の中で組み立てて、新しい答えを導くことができるのです。

英語レッスンはどのような内容?

1. あいさつ
“Good morning. How are you?” など。

2. 毎回聞くようにしている質問。
“What’s your name?” ”How old are you?”
“How the weather today?” “Do you like ~?”

曜日を教えた後には”What day is it today?”
月を教えた後にはカレンダーを見せながら、”What date is it today?”

などなど、ドンドン質問を追加していきます。

2人以上いる場合はお互いに質問をさせ、1人の場合は私に質問をさせるようにしています。

3. フォニックス
ABCカードを用いてフォニックス

4. 前回までのおさらい
フラッシュカードやホワイトボードを使って、前回までに導入した物をおさらい。

5. 新しい単語や文章の導入
フラッシュカードや絵本を用いて、あるいはゲームをすることで新しい単語や文章を紹介するようにしています。

基本的に3〜5に関してはそのときの状況等で、質問やゲームを追加。
ゲームの時間は20 ~ 30分、状況によっても変動しますが、基本的にはゲームや工作等をする時間を取るようにしています。

基本的には上記の流れでレッスンをしますが、
花見の時期は桜を見に行ったり、気持ちの良い天気の日は散歩に行ったり、公園で遊んだりもします。

その子にあった内容になるようにレッスンを進めるのは、大人のレッスンとさほど違いはありません。

親はどうしているの?

親御さんは基本的には参加されません。ゲームのとき等の人員として、たまにこちらから参加をお願いすることもありますが。
私的には親御さんの参加はウェルカムなのですが、子供によっては甘えたり、緊張したり、興奮したりすることがあるので。

宿題は出すの?

基本的に宿題は出しません。

家ではどのようなことをすれば良いの?

レッスンがあった日などは”今日は何したの〜?”って軽ーく聞いてもらえたら。無理に勉強の時間を作ったりせず、英語のアニメ・TVや絵本を見せたり、一緒にゲームをする際に英語でカードゲームやボードゲームをしてもらえたら嬉しいなと思います。一緒にゲームをする場合も難しい単語で話す必要はなく、子供たちに教えてもらうスタンスで大丈夫です。

兄弟/姉妹を同時に教えていると、仲良く笑いながら楽しそうにしていたかと思えば、けんかが勃発するとき、泣き出すとき、ふてくされるときなんかもあります。

なかなか大人のレッスンでは味わえません。

そこで、重要なのがルール。

私のレッスンのルールは「叩かない、蹴らない、泣かない、ふてくされない」の4つ。
これを守れなければゲームなしです。もちろん、「どうしてなのか」を聞いた上で。
高学年ではこのようなことはホボないですが、低学年では頻繁。どこをどのようにコントロールするか鍵ですね。

私のモットーは英語は楽しく遊びながら。

極力けんかがおきないように、叱らないですむように。

楽しいとき、遊んでいるときに子供たちはドンドン色々なことを吸収していきます。
これは子供が大人よりも長けている部分。
大人もモット楽しみながら英語を練習できる場所があれば良いのかもですね。

最後に、子供さんの英会話教室をお探しの親御さんへ。

様々な教室があり、様々な勉強法があると思います。実際のところ、担当の先生との相性もあります。
何よりも重要なのはお子さんが「楽しい!」と言えるところ。そんな教室を探してあげてください。

子供と英語
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