「speak with forked tongue」という英語のイディオムから、どのようなイメージが沸いてきますか?「forked tongue」から「フォークが刺さった舌」をイメージする方も多いと思います。ところが、この「forked tongue」は「先っぽがフォークのようになっている舌」を表し、蛇のように先っぽが分かれている舌を意味しているのです。
英語のイディオム「speak with forked tongue」を直訳すると「先が分かれている舌で話す」となりますよね。これではイマイチどのような意味で使われているのかピンときません。
そこで今回は、英語のイディオム「speak with forked tongue」の意味と使い方を詳しくみていきましょう。
speak with forked tongueの意味
英語のイディオム「speak with forked tongue」は「嘘をつく」「だまそうとする」という意味です。「forked tongue」は「蛇のように先が分かれた舌」をさすのですが、「二枚舌」という意味もあるのです。「二枚舌」とは「うそをつくこと」です。なので「speak with forked tongue」は「二枚舌で話す」→「嘘をつく・だまそうとする」となるのですね。
speak with forked tongueの使い方
ここでは英語のイディオム「speak with forked tongue」の使い方を詳しくみていきましょう。
She is very charming, but she speak with forked tongue. (彼女はとてもチャーミングなんだが、人をだまそうとするんだよな。)
Good to know. (教えてくれてありがとう。)
I think he is speaking with forked tongue. What do you think? (彼は嘘をついてるように思んだけど。君はどう思う?)
I think so too. (僕もそう思う。)
今日のフレーズ
英語のイディオム「speak with forked tongue」を使った今日のフレーズは「He spoke with forked tongue.」「彼は嘘をついた。」です。「だまそうと、事実とは異なるようなことを話した。」といったニュアンスの時に使えるフレーズです。「He lied.」でも同じですね。
まとめ
ここまで英語のイディオム「speak with forked tongue」の意味と使い方を詳しくみてきました。「嘘をつく」という表現は他にもたくさんあります。ただこのイディオムは意味を知らないとチンプンカンプンになってしまう表現のひとつなので、覚えておきましょう。
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