「look forward to」という英語のイディオム、日常会話やビジネスシーンでも使える便利な表現です。「looking forward to ~ing:楽しみにしている」と覚えていらっしゃる方も多いと思います。実は「look forward to ~ing」と使われていることもあるんです。
そこで今回は、英語のイディオム「look forward to」の意味と使い方を詳しくみていきましょう。
look forward toの意味
英語のイディオム「look forward to」は「楽しみにしている」「心待ちにしている」といった意味です。「to」の後に「楽しみにしている物事」が入ります。「to」の後ろは必ず「~ing」の形が入ることを覚えておきましょう。
なぜ「to」の後ろが「動詞の原形じゃないの?」というと、この「to」は「前置詞」なのです。「前置詞」の後ろに動詞がくる場合は、必ず「動詞ing」の形になるのです。
「to」の後ろに動詞の原形がくる場合、「to」は「不定詞」で、「前置詞」ではないんですね。
「look forward to ~ing」と「looking forward to ~ing」の違い
「look forward to ~ing」はビジネスシーンなどでよく使われ、「looking forward to ~ing」は日常会話でよく使われています。何が違うのでしょう。
「I look forward to seeing you.」と「I am looking forward to seeing you.」の2つはどちらも「あなたに会えるのを楽しみにしてます。」という意味です。しかし、そこには少し違ったニュアンスが含まれているんです。
「I look forward to seeing you.」は「初めて会う人」または「滅多に会うことがない人」に対して使います。
「I am looking forward to seeing you.」は「友人」や「近い人」、何度も会ったことがある人に対して使います。「またあなたに会えるのを楽しみにしてます。」といったニュアンスです。
ビジネスシーンでは、会ったことがない相手とメールや電話でやり取りをすることが多いですよね。その相手と会う約束をした時などに、電話やメールで「I look forward to seeing you.」と使われているんです。
以上のことをふまえて、「look forward to ~ing」はフォーマル、「looking forward to ~ing」はカジュアルと覚えておきましょう。
look forward toの使い方
ここでは英語のイディオム「look forward to」の使い方を詳しくみていきましょう。
I’m looking forward seeing you next weekend. (来週会えるのを楽しみにしているよ。)
Me too!(僕も!)
I am really looking forward to the summer vacation. (夏休みがホントに楽しみなんだ。)
What are you gonna do? (何するの?)
I will check it and get back to you. (確認して連絡します。
I look forward to hearing from you. (お返事をお待ちしております。)
今日のフレーズ
英語のイディオム「look forward to」を使った今日のフレーズは「He’s looking forward to hearing from you.」「彼、あなたからの連絡を楽しみにしているよ。」です。「He is looking forward to your call.」「彼、あなたからの電話を楽しみにしているよ。」でも同じような意味合いですね。
まとめ
ここまで英語のイディオム「look forward to」の意味と使い方を詳しくみてきました。普段は「looking forward to ~ing」を使うことが多いですが、かしこまったときなどは「look forward to ~ing」という形で使われることも覚えておきましょう。
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