「chin music」という英語のイディオム、これはどのような意味で使われているのでしょうか。直訳すると「chin:あご」「music:音楽」で「あご音楽」となってしまいます。「あごの音楽」とは一体何なのでしょう。詳しくみてみましょう。
chin musicの意味
英語のイディオム「chin music」の意味は「無駄話」や「くだらないお喋り」、「ゴシップ」や「言い訳」です。これはアメリカではよく使われている表現です。
この「chin music」は野球の世界ではまた違った意味で使われていて、ピッチャーが打者に向かって投げた球が打者の顎すれすれにくることを意味しています。高くて内側に入るボールですね。
chin musicの使い方
ここでは英語のイディオム「chin music」の使い方を詳しくみてみましょう。
chin musicの使い方の例①
Can you guys please be quiet? (静かにしてくれる?)
Oh, sorry. (ごめん。)
Your chin music is distracting me from my homework. (無駄話で宿題してるのに気が散るんだよ。)
chin musicの使い方の例②
Where is Sarah? (サラはどこ?)
She went out with Meg. (メグと出かけたよ。)
That means, she won’t get home till late. (ってことは、サラは遅くまで帰ってこないね。)
Yeah. I’m sure they will make chin music for hours. (だね。きっと何時間もお喋りするね。)
chin musicの使い方の例③
Where is the documents? (ドキュメントはどこだ?)
I couldn’t finish the documents because…. (ドキュメントできてません。なぜなら…)
Enough already! I’v been waiting that documents for weeks now. All you’ve given me is a lot of chin music. (もういい!そのドキュメント、何週間も待ってるんだぞ。言い訳ばかりじゃないか。)
今日のフレーズ
英語のイディオム「chin music」を使った今日のフレーズは「I’m tired of his chin music.」「彼の無駄話にはうんざりだ。」です。このフレーズはシチュエーションによっては「彼の言い訳はにはうんざりだ。」という意味でも使えます。
まとめ
英語のイディオム「chin music」の意味と使い方を詳しくみてきました。このイディオム、アメリカでは200年ほど前から使われている様なのですが、どうしてこのような意味で使われるようになったのかは分かりませんでした。あ〜、気になります。
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