「by the skin of one’s teeth」とはどのような意味で使われている英語のイディオムなのでしょう。直訳すると「by:〜で」「the skin:皮膚」「of:〜の」「one’s teeth:●の歯」で「●の歯の皮膚で」となってしまいます。何のことだかさっぱりですね。
ここでは英語のイディオム「by the skin of one’s teeth」の意味と使い方をご紹介します。
by the skin of one’s teethの意味
英語のイディオム「by the skin of one’s teeth」は「間一髪で」「かろうじて」「ギリギリで」と言った意味です。
これは「ぎりぎりの所で」何とかなった、成し遂げることができた、と言ったニュアンスの場合に使われています。
by the skin of one’s teethの使い方
by the skin of one’s teethの使い方の例①
大学卒業時を思い返している2人の会話です。
I barely managed to graduate from college. I got through by the skin of my teeth.(大学卒業するのは危うかった。かろうじて卒業できたよ。」
Same here. (同じだよ。)
by the skin of one’s teethの使い方の例②
息子の話をしているようです。
My son got into college by the skin of his teeth. (息子はかろうじて大学に入れたよ。)
That’s good! (良かったね)
by the skin of one’s teethの使い方の例③
仕事の話をしているようです。
How’s your business going? (ビジネスはどうだい?)
The business is surviving, but only by the skin of its teeth.(何とかやってるよ、ぎりぎりだけど。)
「one’s」の部分には「ぎりぎり何とかなった人」「ぎりぎり何とかなったもの」が入ります。
今日のフレーズ
英語のイディオム「by the skin of one’s teeth」を使った今日のフレーズは「I made it by the skin of my teeth. 」「かろうじて何とかなった」です。
「make it」には「何とかする」「うまくいく」「成し遂げる」などの意味があるので、「I made it by the skin of my teeth.」は「かろうじて何とかなった」という表現で使われます。
まとめ
ここまで英語のイディオム「by the skin of one’s teeth」の意味と使い方を詳しくみてきました。直訳とは全く異なった意味で使われている表現ですが、口語では使われることがあるので、しっかり覚えておきましょう。
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