顔の一部を使った英語のイディオムはたくさんありますが、ここでは「鼻:nose」を使った「stick one’s nose in/into something」というイディオムの意味と使い方をご紹介します。
「stick one’s nose in/into something」を直訳してみると「stick:突き刺す」「 one’s nose:●の鼻」「in/into something:何かの中に」で「何かの中に●の鼻を突き刺す」となります。これはどう言った意味でどのような状況で使われるのでしょう?
stick one’s nose in/into somethingの意味
「stick one’s nose in/into something」は「自分とは関係ない事柄に首を突っ込んだり、口を出す、邪魔をするといった行動」のことをいいます。「口を出す、首をつっこむ、でしゃばる」といった意味です。
stick one’s nose in/into somethingの使い方
「stick one’s nose in/into something」は「in」または「into」が使われるイディオムです。ここでの「in」と「into」には大きな違いはありません。同じ意味で使っています。
もちろん「in」と「into」をそれぞれ詳しく比べると違いはありますが、それはまたの機会に紹介したいと思います。ここでは何も気にせず、「in」と「into」が使われるんだ〜、くらいで問題ありません!
「one’s」には「首をつっこんでくる人」、「something」には「首をつっこむ事柄」がはいります。
I wish she’d stop sticking her nose into my business.(彼女が私の問題に首を突っ込まないでくれたらな。)
She’s always sticking her nose in other people’s business. (彼女はいつも人のことに口出すからな。)
I wish my neighbors would quit sticking their nose in and leave us alone! (ご近所さん干渉してくるのやめて、僕らのことほっといてくれたらな。)
I agree. (本当だよ)
I hate people who stick their nose into other people’s business. (他の人のことに首を突っ込んでくる人は嫌いだ。)
Don’t stick your nose into your sister’s business!(妹のことに口をださないの!)
Don’t poke your nose into your sister’s business!(妹のことに口をださないの!)
「business」と聞くと「仕事/ビジネス」が一番に思いつきますが、ここでの「business」は「個人の事柄」といった意味です。
「stick one’s nose in/into something」は「poke one’s nose in/into something」は同じ意味で、同じように使われます。
今日のフレーズ
英語のイディオム「stick one’s nose in/into something」を使った今日のフレーズは「Stop sticking your nose in my business.」、「私の問題に口を出さないで。」です。
「my business」は上でも紹介した通り「私の問題、私のこと」という意味です。
まとめ
日本語でもよく他人のことに「口を出す」「首を突っ込む」「干渉する」ような人いますよね。そんな人がいたときには「stick one’s nose in/into something」を使うんです。
日本語にすると3つも言い方があるのに、英語にすると「stick one’s nose in/into something」だけです。あ、「poke one’s nose in/into something」もありました。
ここではとりあえず、「stick one’s nose in/into something」だけでもしっかり頭に入れておいてください!
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