「catch one’s eye」は日常の会話でも良く耳にする英語のイディオムです。ドラマや映画でもよく使われている表現なので、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
この「catch one’s eye」を直訳すると「catch」は捕まえる、「one’s eye」は誰かの目、となり「誰かの目を捕まえる」となりますね。
「誰かの目を捕まえる」とはどういうことになるのでしょう?
それでは「catch one’s eye」の意味と使い方を詳しくみていきます。
catch one’s eyeの意味
「catch one’s eye」は「目に留まる」「目を引く」「注意を引く」という意味です。
レストランで注文をしたいときに、手を上げてスタッフのに気を引くという行為をしますよね。まさにその行為が「catch one’s eye」で、「catch staff’s eye」と表せます。
「何度もスタッフがこっちを見そうなときに手を上げてみてる、けど気づいてもらえない」そんなときは次のフレーズが使えます。
I tried to catch staff’s eye…(スタッフに気づいてもらおうとしたんだけど..。)
「レストランは大忙しで、注文したいのに全然気づいてくれない。。。でもようやく気づいてくれた!!」、そんなときは次のフレーズが使えます。
Finally, I could catch staff’s eye!!! (やっと気づいてもらえた!)
このように「人の注意を引く、人の目を引く、人に気づいてもらう」という行為を表すときに使います。
また、思いもよらない所で「人や物が●の目を引いた」、「人や物に気づいた」といったように「●の目が▲に釘付けになる」といった使い方もします。
catch one’s eyeの使い方
英語のイディオム「catch one’s eye」は思いがけずに物や人が「目を引いた」、目に留まった」というニュアンスで使われることが多いです。
例文を詳しくみてみましょう。
I went shopping but nothing caught my eye. (買い物に行ったけど、気に入るのがなかった。)
これは買いたくなる様なもの(注意をひくもの)がなかったということで、「気に入るのがなかった」という感じで使うことができます。
This book caught my eye. (この本が目をひいた)
本屋さんに入って、ふと気になる一冊が見つかる時ありますよね。そしてその一冊を買ってしまう。このフレーズは、その買った本を友人や家族に見せるときに使えるフレーズです。
She caught my eye.(彼女が目に留まった)
大勢の人がいる中で、1人の女性が際立って見えた。そんな状況でつかえるのがこのフレーズです。どんな女性かわからないけど、「彼女だけが目に留まる」という。恋に落ちてしまったときに、よく使われている表現です。
上で紹介したフレーズは全て「何か/誰か」が「私の目を引いた」といった感じで使っています。
*ポイント
「one’s」の部分には「気を引かれる人」が入ります。
「eye」は必ず単数形です。
過去の出来事を表すときは「catch」が「caught」になります。
今日のフレーズ
英語のイディオム「catch one’s eye」を使った今日のフレーズは「I just can’t catch his eye.」、「全く彼に気づいてもらえない」です。
「レストランで何度も男性のスタッフに気づいてもらおうと頑張っているのに、気づいてもらえない。」、「片思いの彼の気をひこうと頑張ってるけど、毎回空回り」のときなどこの「I just can’t catch his eye.」が使えます。
まとめ
ここまで「catch one’s eye」の意味と使い方を紹介してきましたが、いかがでしたか?友人同士や家族間の会話では良く耳にする表現なので、しっかり覚えておきましょう。
今日のフレーズの「his」の部分を「her」に変えたり、「I」の部分を他の主語に変えて、色々と練習してみてください。
色々と口に出して練習することで、すんなりと入ってくるようになると思います!
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