イディオム:be on one’s shoulder の意味と使い方

「be on one's shoulder」のパンダの絵 今日のフレーズ

ここでは英語のイディオム、be on one’s shoulderの意味と使い方を紹介しています。このイディオムは日常会話によく出てくるものの、辞書などでは見つけにくいイディオムの1つです。

しっかり使い方を覚えて、会話の中で使えるようになりましょう。

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今日のフレーズ

「be on one’s shoulder」を使った、今日のフレーズは「He is constantly on my shoulder.」、「彼に常に監視されている。」です。このフレーズを使って、まずは「be on one’s shoulder」の意味を紹介します。

「be on one's shoulder」の意味とフレーズ

「be on one’s shoulder」の意味

「He is constantly on my shoulder. 」を日本語に直訳して見ると、「彼がいつも私の肩にいる。」となります。実際、そのようなことはあり得ないんですけど。

この「いつも私の肩にいる」から少し想像していってみましょう。

いつも肩にいるということは → 「どこに行くにも、何をするにも行動を共にされている」といったイメージになりますね。

例えば、親や恋人にこのような行動をとられた場合、どのように感じるでしょうか?いつでもどこでも、何をしていても「監視されている」、「チェックされている」といった気分になりませんか?なりますよね?

この「be on one’s shoulder」はまさに、「監視する」「チェックする」といった意味で使われているのです。

「be on one's shoulder」の使い方

「be on one’s shoulder」の使い方

このイディオムは友人、家族、同僚など、距離の近い人との会話で使われ、丁寧に話さなくてはならない場面では使いません。

このイディオムを使う際に忘れてはならないのが、「be動詞を使う」ということです。

「on one’s shoulder」という部分は他のイディオムでもたくさん使われています。例えば「a chip on one’s shoulder」や「the weight on one’s shoulder」は「名詞+on one’s shoulder」という形で、名詞が変わればイディオムの意味も変わってきます。

しかし「be on one’s shoulder」は必ず「▲ be動詞 on ●’s shoulder」といった形で使用します。▲の部分には監視/チェックをする人、●の部分には監視/チェックをされる人が入ります。be同士は▲によって「is」や「are」など変わってきますし、過去起こったことを話す際には▲にあった過去形を使う必要があります。

まずは今日のフレーズの「He is constantly on my shoulder.」を詳しくみてみましょう。

この文章では「彼」が監視をする人なので▲が「He」でbe動詞が「is」となります。そして監視をされる人が「私」なので、「my shoulder」となっています。

次に、「He is constantly on my shoulder.」のheをBen、私をSaraに置き換えてみましょう。「Ben is constantly on Sara’s shoulder.」、「ベンはサラを常に監視している。」となります。

いかがでしょう?▲と●の部分を変えるだけで、文章が広がってきました。

例文を使ってもっと詳しく

では次に上の絵”使ってみよう”で紹介している例文を見ていきましょう。

I feel like she is on my shoulder. (彼女に監視されてる気分だよ。)

この文章では「I feel like ~(私は~のように感じる)」に「she is on my shoulder」を引っ付けてみました。

自分の仲の良い友人に、彼女の束縛が強くて。。。って話をするときなんかに使えます。

I can’t be on their shoulder all the time. (常に彼らをチェックしているわけにはいかないよ。) 

この文章では「can’t」を使って「常に彼らをチェックすることはできない」という表現にしています。ここでは私が監視をする立場になっています。

これは自分の部下が何度も繰り返しミスをおかす際などに、仲の良い同僚に「What should I do? I can’t be on their shoulder all the time! (どうすりゃ良いんだ?常に監視してるわけにはいかないし。)」といった感じで使うことができます。

My boss was on my shoulder all day. (ボスに一日中監視されてたよ。)

この文章では 「be on one’s shoulder」を過去形にしてみました。ボスに嫌われてしまった時、仕事でミスをしてしまってボスに逐一チェックされた時など、この表現が使えますよね。仕事帰りに友達と会ったときや、家に帰って家族と話しているときに「I’m so tired. My boss was on my shoulder all day.(本当に疲れた。ボスに一日中監視されてたし。)」といった感じで。

まとめ

英会話でよく使われるイディオムなのに、辞書では探しにくい「be on one’s shoulder」を紹介してきましたが、いかがでしたか?「be on one’s shoulder」を使う場面やイメージ沸いてきました?

まずは今日のフレーズで紹介した「He is constantly on my shoulder.」を何度も声に出して練習し、その後、他にも紹介した例文を使って 「be on one’s shoulder」の使い方をマスターしてください!

英語のイディオムは、イディオム自体の使い方をしっかり覚え、例文を使ってフレーズごと覚えた方が身に付きます!

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