映画やドラマで「Break a leg!」って耳にすることありますよね?
この「break a leg」、「足を折る」という意味を想像してしまいますが、「がんばって!」や「成功をいのる!」といった意味で使われているんです。
直訳からは全く違った意味合いにですよね。そこで今回はこの「break a leg」の意味と使い方を詳しくご紹介していきます。
break a legの意味
「break」は「壊す」、「折る」という意味で、「leg」は「脚」という意味です。「I broke my leg. 」という使い方をする時は「脚を折った」という意味になります。
しかし「break a leg」には「成功を祈る」、「頑張って」という意味があります。
お芝居やコンサートなどのステージに出演する人に対して送る言葉として「Break a leg!」が使われます。この場合、「Good luck!」と同じ意味になり、「頑張って!」や「成功を祈ってる!」という意味なのですね。
今日のフレーズ
もちろん、今日のフレーズは「Break a leg!」、「頑張れ!」や「成功を祈る!」です。
「Break a leg!」と初めて聞いたときは、「なに???」となったのを覚えています。応援しなくてはいけない場面なのに???って。同じ経験した方もいらっしゃるのじゃないかなと思います。
なので、ここでしっかり覚えておきましょう。
「Break a leg!」は、「頑張れ!」や「成功を祈る!」ですよ!
break a legの使い方
ここでは「break a leg」をどのような場面で使うか、詳しくみてみましょう。
ステージを控えた人、オーディションへ行く人、大きなプレゼンを控えた人など、何かしらの「パフォーマンス」をする人に向けて「Break a leg!」は使われます。
もちろん、スポーツの試合の前や会議の前の人にも使えますよ。
映画やドラマでも色々な場面で使われている「Break a leg!」ですが、使うときの重要なポイントは、そこに「パフォーマンス」が「ある」か「ない」かです。
会議やプレゼンも、大勢の人を前に「パフォーマンス」をすること、試合やコンサートも大勢の人を前で「パフォーマンス」をすることと言えますよね?
「break your legs」はどうなの?
「Break your legs!」や「Break your leg!」は基本的に、「足を折れ!」と言っていることになってしまいます。映画やドラマで「break your legs」を「break a leg」の「がんばれ」と同じように使っていることもありますが…。「がんばれ!」と言いたいときは「Brake a leg!」を使いましょう。
なんで「Break a leg!」って使うようになったの?
これにはいろいろな説があるようです。
・演劇の世界では「Good luck」を願うと「Bad luck」がやってくると信じられていたため、「Bad luck」を意味する「Break a leg」を使うようになった
・演劇の世界では舞台が成功すると、カーテンコールに出て、何度も脚を折り曲げてお辞儀をするということから、「カーテンコールで何度も足を折り曲げれるように!」という意味で使うようになった
・むかし、観客が舞台に満足するとお金を投げ込み、演者が足を曲げてそのお金を拾っていたということから使われるようになった
・片足を失いながらも演劇の世界で成功したフランス女優のように頑張れ、という意味で使われるようになった
などなど。
他にもたくさんの説があります。
まとめ
演劇の世界と深い関わりがある「Break a leg!」というフレーズ、本当に面白い言葉だな〜と思います。
使うときのポイントは、そこに「パフォーマンス」があるかないか。
そしてもうひとつ、使うときのポイントは
「Break a leg!」であって、「Break your leg!」ではありません。
「break your leg」になると「あなたの脚を折る」ってな意味になってしまいます。
「Break a leg!(頑張って!)」と「Break your leg!(脚を折れ!)」すごい違いですね。ここはくれぐれも気をつけてください。
それでは今日も声に出して、しっかり練習してくださいね!
そして、パフォーマンスを控えている友人に「Break a leg!」という言葉を賭けてみましょう!
コメント
Break your leg も同じと言ったり違うと言ったり。どちらなのかな。
あっしーさん。「Break your leg」、違います。申し訳ございません。ご連絡いただいたことで修正することができました。ありがとうございました。