「ear」を使った表現に「the walls have ears」というものがあります。直訳してみると「the walls:壁」 「have:ある」「ears:耳」で、「壁に耳がある」となります。「壁に耳がある」と聞くと思い出すのが「壁に耳あり、障子に目あり」という日本のことわざ。
この「the walls have ears」日本語のことわざ「壁に耳あり、障子に目あり」と同じように使える表現なのでしょうか。ここでは英語のイディオム「the walls have ears」の意味と使い方を詳しくみていきましょう。
the walls have earsの意味
英語のイディオム「the walls have ears」は誰かが耳を壁につけて潜んでいるといった様をあらわし「誰かが聞き耳を立てている」「誰かが盗聴している」「誰かが盗み聞きをしている」といった意味です。
まさしく日本語のことわざの「壁に耳あり」の部分と同様、秘密が漏れやすいことのたとえをあらわしており、意味が一致していますね!
the walls have earsの使い方
ここでは英語のイディオム「the walls have ears」がどのように使われているのかを詳しくみていきましょう。
the walls have earsを使った例①
Can I talk to you?(話せる?)
Let’s talk in my office. Walls have ears. (僕のオフィスで話そう。誰が聞いてるか分からないから。)
the walls have earsを使った例②
Did you hear what happened at the meeting?(ミーティングで何があったか聞いた?)
No. Tell me! (いいえ。なになに?)
Bob started talking about…(ボブが話し始めたんだけど..)
Wait! Did you hear that? I think someone in the next room. The walls have ears here. Let’s wait till we leave for lunch. (待って、誰か隣にいる気がする。ここでは誰が聞いてるか分からないよ。ランチに行くまで待とう。)
the walls have earsを使った例③
I hate my project team! (私のプロジェクトチーム最低!)
Shhh! Keep your voice down. The walls have ears.(シー。声小さくして。 誰が聞いてるか分からないんだから。)
「the walls have ears」はこのように、「誰が聞いてるか分からないよ」「誰か聞いてるかもしれないよ」と話している相手に注意を促すときなどに使います。
今日のフレーズ
英語のイディオム「the walls have ears」を使った今日のフレーズは「The walls have ears.」「誰か聞いてるかもしれないよ」です。
秘密の話をするときなどに、「見える範囲には誰もいないけど、誰がどこで聞いているか分からない」といったニュアンスで使えるフレーズです。
まとめ
英語のイディオム「the walls have ears」は日本のことわざにある「壁に耳あり」と同じ意味で、同じように使われています。このように日本のことわざと全く同じだと覚えやすいですよね。
日常会話でもよく使われる表現なのでしっかり覚えておきましょう。
コメント