英語のイディオム:give someone an earfulの意味と使い方

give someone an earfulのパンダの絵 今日のフレーズ

英語のイディオム「give someone an earful」は「give:与える」「someone:誰か」「an earful:きつい小言」となり「誰かにきつい小言を与える」という直訳になります。これはどのような意味でどのように使われているのでしょう。

直訳からは”怒っている人が相手に対して小言をきつく言っている”と印象です。ここではこの英語のイディオム「give someone an earful」を詳しくみてみましょう。

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give someone an earfulの意味

英語のイディオム「give someone an earful」は「▲を叱る、▲を怒る」といった意味です。何か起こったことや、何かについてその相手を叱るといった状況をあらわす表現で使います。

このイディオムは友人同士、同僚同士、家族など親しい人と話すときに使われているイディオムです。

give someone an earfulの使い方

英語のイディオム「give someone an earful」の「someone」の部分には「叱られる人」がはいります。私が叱られる場合は「give me an earful」となり、彼が怒られる場合には「give him an earful」となります。詳しい使い方をみてみましょう。

give someone an earfulを使ったフレーズ①

How’s your brother? (弟はどうだい?)

My mom gave him an earful once she heard his suspension. (母さんは停学と聞いて弟をさんざん叱ってたよ。)

give someone an earfulを使ったフレーズ②

I heard that your son got suspension. (息子さん停学になったって聞いたよ。)

Yes. I gave him an earful after we got home. (そうなの。家についてからさんざん叱ったわよ。)

give someone an earfulを使ったフレーズ③

I gave him a real earful about being late so often. (いつも遅れてくることについて彼を本当に色々言ったよ。)

It’s his fault. (彼が悪いよ。)

上で使っているように、「give someone an earful」は「▲を叱る」「▲にさんざん小言をいう」という様な使い方になります。

これを「▲から叱られる」や「▲からさんざん小言をいわれる」とする時は「get an earful from」となります。

get an earful fromの意味と使い方

「get an earful from someone」は「▲から叱られる」や「▲からさんざん小言をいわれる」という意味です。

give someone an earfulの使い方

どのように使うのかをみてみましょう。

get an earful from someoneを使ったフレーズ①

How’s your brother? (弟はどうだい?)

He got an earful from mom once he got home. (弟は家に着いたとたん母さんからさんざん叱られてたよ。)

get an earful from someoneを使ったフレーズ②

I got an earful from my mom once I got home. (家に着いたとたん母さんにさんざん叱られたよ。

「〜に叱られた」、「〜にさんざん怒られた」と言いたいときは、「get an eaful from」を使い、「主語:叱られる人」+「get an eaful from」+「叱る人」という形にします。

今日のフレーズ

give someone an earfulのフレーズ

英語のイディオム「give someone an earful」を使った今日のフレーズは「I gave him an earful.」「彼をさんざん叱ったよ」です。

彼に対して怒っていることがあった、彼がしたことに対して腹が立ったので、そのことを彼自身にさんざん言ったというニュアンスが含まれています。

まとめ

英語のイディオム「give someone an earful」はカジュアルな表現ですが、近い人同士の間ではよく使われる表現です。ここで「get an earful from」も一緒に覚えてしまいましょう。

また「earful」という単語は「大目玉」や「きつい小言」という意味があるので、この単語が出てくる場合は「叱る」や「小言をいう」といった表現になることが多いです。

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