「string to one’s bow」という英語のイディオムは「別の策」や「別の手段」という意味になります。何かにトライをする際に、一つ目の策で失敗したら二つ目の策を考えますよね。この「二つ目の策」を「string to one’s bow」で表すのです。「string to one’s bow」を直訳すると「〇の弓に糸」といった訳になります。弓の弦がきれたらどうします?他の弦に張り替えますよね。スペアを用意しておくことが大事です。このことから「string to one’s bow」が「別の策」や「別の手段」といった意味で使われるようになったのではないかと思います。
少し前置きが長くなってしまいましたが、英語のイディオム「string to one’s bow」の意味と使い方を詳しくみていきましょう。
string to one’s bowの意味
英語のイディオム「string to one’s bow」は「別の策」や「別の手段」ですが「別のスキルや別のタレント」といった意味で使われています。どれも、必要な時に使える「別の力」、「第二のオプション」といった意味合いなんです。
「another string to one’s bow:他の策・他の手段」や「more than one string to one’s bow:一つ以上の策・一つ以上の手段」「a second string to one’s bow:第二の策・第二の手段」といった形で使われることが多いです。
*「one’s」の部分には「誰」が入ります。
英語のイディオム「string to one’s bow」は動詞の「have」や「add」と一緒に使われることが多く、「have a string to one’s bow」や「add another string to one’s bow」といった形で出てくることが多いですよ。
string to one’s bowの使い方
ここでは英語のイディオム「string to one’s bow」の使い方を詳しくみていきましょう。
You know I like my work, but I am thinking of having another string to my bow.(自分の仕事好きなんだけど、別のスキルも身につけようと思ってるんだ。)
It’s good idea. (いいじゃん。)
You’d better finish school. That means you have more strings to your bow.(学校を卒業した方がいいよ。もっとスキルが増えるってことだから。)
Yeah…(うん..。)
今日のフレーズ
英語のイディオム「string to one’s bow」を使った今日のフレーズは「He has many strings to his bow.」「彼はたくさんのスキルを持っている。」です。いろいろな技術を習得している、たくさんのスキルを持っている人と言いたいときに使えるフレーズです。
まとめ
ここまで英語のイディオム「string to one’s bow」の意味と使い方を詳しくみてきました。あなたの「string to one’s bow」は何でしょう。色々な場面を想像しながらフレーズを作って、練習してみてくださいね。
コメント