「string to one’s bow」という英語のイディオムは「別の策」や「別の手段」という意味になります。何かにトライをする際に、一つ目の策で失敗したら二つ目の策を考えますよね。この「二つ目の策」を「string to one’s bow」で表すのです。「string to one’s bow」を直訳すると「〇の弓に糸」といった訳になります。弓の弦がきれたらどうします?他の弦に張り替えますよね。スペアを用意しておくことが大事です。このことから「string to one’s bow」が「別の策」や「別の手段」といった意味で使われるようになったのではないかと思います。
少し前置きが長くなってしまいましたが、英語のイディオム「string to one’s bow」の意味と使い方を詳しくみていきましょう。
string to one’s bowの意味
英語のイディオム「string to one’s bow」は「別の策」や「別の手段」ですが「別のスキルや別のタレント」といった意味で使われています。どれも、必要な時に使える「別の力」、「第二のオプション」といった意味合いなんです。
「another string to one’s bow:他の策・他の手段」や「more than one string to one’s bow:一つ以上の策・一つ以上の手段」「a second string to one’s bow:第二の策・第二の手段」といった形で使われることが多いです。
*「one’s」の部分には「誰」が入ります。
英語のイディオム「string to one’s bow」は動詞の「have」や「add」と一緒に使われることが多く、「have a string to one’s bow」や「add another string to one’s bow」といった形で出てくることが多いですよ。
string to one’s bowの使い方
ここでは英語のイディオム「string to one’s bow」の使い方を詳しくみていきましょう。
![string to one's bowの使い方](https://eigo-lab.com/wp-content/uploads/stringtoonesbow2.jpg)
![](https://eigo-lab.com/wp-content/uploads/panda4.jpg)
You know I like my work, but I am thinking of having another string to my bow.(自分の仕事好きなんだけど、別のスキルも身につけようと思ってるんだ。)
![](https://eigo-lab.com/wp-content/uploads/panda33.jpg)
It’s good idea. (いいじゃん。)
![](https://eigo-lab.com/wp-content/uploads/panda4.jpg)
You’d better finish school. That means you have more strings to your bow.(学校を卒業した方がいいよ。もっとスキルが増えるってことだから。)
![](https://eigo-lab.com/wp-content/uploads/panda33.jpg)
Yeah…(うん..。)
今日のフレーズ
![string to one's bowのフレーズ](https://eigo-lab.com/wp-content/uploads/stringtoonesbow1.jpg)
英語のイディオム「string to one’s bow」を使った今日のフレーズは「He has many strings to his bow.」「彼はたくさんのスキルを持っている。」です。いろいろな技術を習得している、たくさんのスキルを持っている人と言いたいときに使えるフレーズです。
まとめ
ここまで英語のイディオム「string to one’s bow」の意味と使い方を詳しくみてきました。あなたの「string to one’s bow」は何でしょう。色々な場面を想像しながらフレーズを作って、練習してみてくださいね。
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