「strap on a pair」という英語のイディオムは「勇気を出して」「勇気のある所を見せる」といった意味です。男の人に対しては「男らしく」といった意味でも使われたりする口語表現(俗語)の一つです。ここでは、この英語のイディオム「strap on a pair」の意味と使い方を詳しくみていきましょう。
strap on a pairの意味
英語のイディオム「strap on a pair」は「勇気を出して」「勇気のある所を見せる」といった意味で「be brave」「show some courage」と同じように使われています。情けないことを言っている人に対して、より勇気をもって、自信をもってといった意味合いなのです。もともとは、男性に対しての「より男らしく」といった意味合いで使われていましたが、男性に対しても女性に対しても 使われています。
ここで使われている「pair」は「睾丸」のことを指しており、「strap on a pair」は日本で不甲斐ない男性などに使われている「あんたキンタマついてるの」といった表現です。日本語との違いは、不甲斐ない・勇気を見せない人に対して男女問わず使われることがあるということです。
strap on a pairの使い方
ここでは英語のイディオム「strap on a pair」の使い方を詳しくみていきましょう。
I’m thinking to break up with her over the phone. (電話で彼女に別れを告げようかと思ってるんだ。)
You can’t do that! Strap on a pair!(そらないだろ。勇気見せろよ。)
Strap on a pair, and face your parents. (勇気を出して、両親にあってこい。)
Yeah…(うん。。。)
*両親に対して言いにくいことがある、何かやらかしてしまって両親に会いたくないといった相手に対し、「ずっと隠れてることはできないんだから、勇気を出して会ってこい」といったニュアンスです。
I don’t know if I can do it. (できるかわからないよ。)
Just strap on a pair and give it a shot. (勇気を出して試してみろよ。)
全く別の「strap on a pair」
「strap on a pair of shoes」と使われている場合は「靴を履く」という意味になり、うえで紹介している「strap on a pair」とは全く別の意味になります。
軍事的な意味合いで使われる「strap on a pair of combat boots」は「正しいこと、自分が信じることを守るために立ち上がる準備をすること」をさします。
今日のフレーズ
英語のイディオム「strap on a pair」を使った今日のフレーズは「Strap on a pair!」「勇気出せよ!」です。何かしらの行動を起こさなくてはいけないのに、何だかんだ理由をつけてやろうとしない・うじうじしているといった相手に対して使える表現です。
まとめ
ここまで英語のイディオム「strap on a pair」の意味と使い方を詳しくみてきました。ドラマや映画でも使われたりする口語表現の一つです。覚えておいて損はありません。いろいろな場面を想像しながらフレーズを作って練習してみてください。
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