「red tape」という英語のイディオムは「形式的な手続き」「官僚主義的手続き」といった意味です。「非効率で時間がかかる形式的な手続き」といった意味合いで「お役所仕事」的な意味で使われています。
もともと、イギリスで公文書などを縛るのに赤い紐が使われていたことから「red tape」が「形式的な手続き」「官僚主義的手続き」といった意味で使われるようになったと言われています。
それでは、英語のイディオム「red tape」の意味と使い方を詳しくみていきましょう。
red tapeの意味
英語のイディオム「red tape」は「(非効率で時間がかかる)形式的な手続き」や「官僚主義的手続き」といった意味で、日本では「お役所仕事や」「お役所的な」と言ったりするときに使えるイディオムです。
物事の結果を遅らせるような、必要がないと思われるような公式のルールや工程が「red tape」なんですね。お役所関係だけではなく、会社や組織などの「非効率な公式的手続き(ルール)」を指します。
red tapeの使い方
ここでは英語のイディオム「red tape」の使い方を詳しくみていきましょう。
This is gonna take forever. (これじゃ終わらないよ。)
Yeah. We have to find a way to cut through the red tape. (うん。お役所的手続きを少なくする方法を見つけなくちゃな。)
I have to renew my residence visa. (滞在ビザの更新をしないといけない。)
Start it now. It takes weeks to get through the red tape.(いま取り掛かれ。お役所手続きだから何週間もかかるぞ。)
「cut the red tape」や「cut through the red tape」、「reduce the red tape」は「非効率で時間がかかる複雑なルールや工程を排除する、取り除く、少なくする」といった意味です。
今日のフレーズ
英語のイディオム「red tape」を使った今日のフレーズは「They should reduce the red tape.」「お役所的手続きを減らすべきだ。」です。何かの物事を達成したいのに、ルールや手続きがたくさんあって全然前に進まない。そんな時に使えるフレーズです。
緊急に物事を進める必要があるのに、複雑なルールやプロセスが邪魔をして全然進まないといった状況です。
まとめ
ここまで英語のイディオム「red tape」の意味と使い方を詳しくみてきました。自分のしたいことを邪魔しようとしてるんじゃないかと思ってしまうような「red tape」。色々な場面を想像しながらフレーズを作って練習してみてください。
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