顔の一部を使った英語のイディオムはたくさんありますが、ここでは「鼻:nose」を使った「nose in the air」というイディオムの意味と使い方をご紹介します。
「nose in the air」を直訳してみると「 nose:●の鼻」「in the air:空気中に」で「鼻が空気中にある」となります。これはどう言った意味でどのような状況で使われるのでしょう?
nose in the airの意味
「nose in the air」は”他の人よりも自分はすごい、他の人より自分は重要な人物”と思って振る舞っている人をあらわす表現で、気取っている、お高く留っている”といった態度の人を指す言葉で、「偉そうな、傲慢な、高飛車な、お高くとまっている」といった意味です。
nose in the airの使い方
「nose in the air」は動詞の「have」や「stick」または「with」と共に使われることが多いです。それぞれの使い方を詳しくみていきましょう。
have one’s nose in the air
「have one’s nose in the air」は「偉そうにふるまう、傲慢にふるまう、偉そうな態度をとる、傲慢な態度をとる」といった意味で使われます。
Bob always has his nose in the air around us. (ボブは僕らといるといるときいつもえらそうにふるまうよね。)
I wonder if he knows that he has his nose in the air.(えらそうな態度とってるの気づいてないのかな。)
「have」は、その人物が既に「えらそうな態度、傲慢な態度をとっている」ときに使います。
「He has his nose in the air. (彼は傲慢だよね)」、「She has her nose in the air.(彼女はえらそうだよね)」などと言いたいときは「have one’s nose in the air」を使います。
stick one’s nose in the airの使い方
「stick one’s nose in the air」は「偉そうにふるまう、傲慢にふるまう、偉そうな態度をとる、傲慢な態度をとる」という意味で「have one’s nose in the air」と同じです。
Bob always sticks his nose in the air around us. (ボブは僕らといるといるときいつも偉そうにふるまうよね。)
I wonder if he knows that he sticks his nose in the air.(偉そうな態度とってるの気づいてないのかな。)
with one’s nose in the airの使い方
「with one’s nose in the air」は「えらそうな態度で、えらそうに、傲慢な態度で」という意味です。
Our boss walks around with his nose in the air and never greets me back. (ボスは偉そうに、挨拶も返してくれないよ。)
Yeah. I know. (本当だよ。)
He just sat there with his nose in the air and never spoke to us .(彼は偉そうに座ってるだけで僕らに一言も喋りかけなかった。)
He thinks he’s better than us just because his family is rich.(家族が金持ちだからって僕らより偉いと思ってるんだよ。)
「with nose in the air」は「walk」や「walk around」と一緒に使われることが多いです。この場合も「偉そうな態度をしている/偉そうにふるまっている」という意味で使われています。
今日のフレーズ
「nose in the air」を使った今日のフレーズは「He has his nose in the air.」、「彼は偉そうにしている。」です。短い文なので、覚えてしまいましょう!
まとめ
ここまで「nose in the air」を使って人が「偉そうにふるまう、傲慢にふるまう、偉そうな態度をとる」といった表現を紹介してきました。
「have one’s nose in the air」、「stick one’s nose in the air」「with one’s nose in the air」の「one’s」の部分には「偉そうにふるまっている人」が入ります。
色々な文章を自分でも作って練習してみてください。
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