映画やドラマでもよく使われている英語のイディオムの1つ「one’s lips are sealed」。これは直訳すると「one’s lips:●の唇」「are sealed:は封印される」で「●の唇は封印される」です。
これはどのような意味で、どのような場面で使われているのでしょう。
one’s lips are sealedの意味
英語のイディオム「one’s lips are sealed」は「秘密にする、絶対に喋らない、誰にも言わない」という意味です。
「seal」にはアザラシという意味もありますが、この場合の「seal」は「密閉する、密封する、封印する」といった意味です。「one’s lips are sealed」で使われている「seal」は「be動詞+過去分詞形のsealed」となっていることから「密閉される、密封される、封印される」となります。
「唇が密閉される、封印される」ということは「口が開かない」「口が閉じられている」という状況です。このことから「秘密を守る、絶対喋らない、誰にも言わない」という意味で使われているのです。
one’s lips are sealedの使い方
ここでは英語のイディオム「one’s lips are sealed」の使い方を詳しくみてみましょう。「one’s」の部分には「秘密を守る人」が入ります。また必ず「lips are sealed」の形で使います。
one’s lips are sealedの使い方の例①
BobとJohnが話をしています。
I called my teacher mom by accident. (先生を間違ってお母さんって呼んじゃった。)
hahaha. When I was in 6th grade, I did too. (6年の時、僕もやっちゃったよ。)
Please don’t tell anyone about this. I’m so embarrassed. (このこと誰にも言わないでね。めっちゃ恥ずかしい。)
My lips are sealed. (誰にも言わないよ。)
one’s lips are sealedの使い方の例②
BobはJohnに秘密を言ってしまいました。その後のBobの気持ち。
I told him not to say anything, and he said his lips are sealed. So hopefully he’ll be able to keep a secret. (彼に何も言わないでって言ったし、彼も誰にも言わないって言ってたし。きっと秘密を守ってくれるよね。)
one’s lips are sealedの使い方の例③
ここでも秘密の会話が。。。
Please keep your lips sealed about this. (このこと誰にも言わないでね。)
Don’t worry. My lips are sealed. (心配しないで。秘密は守るよ。)
「Please don’t tell anyone about this.(このこと誰にも言わないでね。)」は「Please keep your lips sealed about this.」と表現することもできます。「keep one’s lips sealed」もまた「秘密を守る」「誰にも言わない」といった表現です。
今日のフレーズ
英語のイディオム「one’s lips are sealed」を使った今日のフレーズは「My lips are sealed.」「誰にも言わないよ」です。
まとめ
ここまで「one’s lips are sealed」の意味と使い方をみてきました。
「lips」と「seal」を使った「誰にも言わない、秘密を守る」という英語の表現は「one’s lips are sealed」の他に「keep one’s lips sealed」もあります。
「誰にも言わない:My lips are sealed.」と「誰にも言うな:Keep your lips sealed」で覚えておきましょう。
「zip one’s lips」も場面によっては同じように使うことができます。
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