「make a beeline for」という英語のイディオム、ドラマや映画を見ていて耳にしたことがある方も多いと思います。日常的にもよく使われている表現のひとつです。このイディオムを耳にした時に頭に浮かんだことは「beelineってなに?」でした。
そこで今回は、この「beeline」の意味、そして「make a beeline for」の意味と使い方を詳しくみていきます。
beelineの意味
「beeline」は「2つの地点を結ぶ最短コース」のことです。「一直線」や「まっすぐ」といった意味で使われています。
「蜂:bee」が「花の蜜」を運ぶ時、寄り道をせずに一直線に蜂の巣へ戻ります。「beeline」という言葉は、その蜂が蜜を運ぶときの様子からできた言葉だと言われています。
make a beeline forの意味
英語のイディオム「make a beeline for」は「〜へ(一直線に)まっすぐ進む」、「〜へ(一直線に)急いでいく」という意味です。ある場所に向かって、脇目も振らずに直行する様子を表す言葉です。
「for」の後には「場所」や「人」が入ります。
make a beeline forの使い方
ここでは「make a beeline for」の使い方を詳しくみていきましょう。
Your dog is so cute! (君の犬すごく可愛いね。)
Right? When I get home, he makes a beeline for me. (でしょ?僕が家に帰ると、一目散にやってくるんだ。)
How was your day? (今日はどうだった?)
It was really hot outside, so we made a beeline for the bar. (外は暑かったから、まっすぐバーに向かったよ。
How was the event? (イベントはどうだった?)
Kids made a beeline for the ice cream store. (子供たちはアイスクリーム屋さんに直行だったよ。)
今日のフレーズ
英語のイディオム「make a beeline for」を使った今日のフレーズは「He made a beeline for the bathroom.」「彼はトイレに直行したよ。」です。「make a beeline for」は「トイレを我慢していた人がトイレを見つけた時の様子」を想像させるイディオムの1つでもあります。
まとめ
ここまで英語のイディオム「make a beeline for」と「beeline」について詳しくみてきました。「beeline」を使う場合は「一目散に何かに向かって行く様子」を表す言葉です。「line」と聞くと「並んでいる様子」を想像しがちですが、「beeline」は違いますよ。
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