「lace up」という英語のイディオムは「(靴やブーツの)紐を縛る」や「(洋服などの)紐を縛る」といった意味です。「レース」というと、洋服やカーテンなど布地製品の装飾として使われている「レース」をイメージしますよね。ところが、「lace」には「レース」以外にも「紐」や「縛る」といった意味があるのです。また、ラッパーのMGKは少し違ったニュアンスでも使っています。
そこで今回は、英語のイディオム「lace up」の意味と使い方を詳しくみていきます。
lace upの意味
英語のイディオム「lace up」は 「(靴やブーツの)紐を縛る」や「(洋服などの)紐を縛る」 、また最近では「 (難しい状況でも)準備をする 」といった意味でも使われています。
「lace」は 布地製品の装飾として使われている「レース」 以外にも、靴やブーツのように穴に通して縛る目的で使われている「紐」、洋服でフックや穴に通して縛る目的で使われている「紐」を指します。このため、「lace up」が 「(靴やブーツの)紐を縛る」や「(洋服などの)紐を縛る」 という意味で使われているんです。
また、靴ひもを縛ったり洋服の紐を縛ったりする状況から出かける準備をしていることが想像できます。いっぱい紐を通さなくて行けない場合って、面倒くさいですよね。そこから「(難しい状況でも)準備をする、そして突き進む」という意味で使われるようになったのかなと想像しています。
lace upの使い方
ここでは英語のイディオム「lace up」の使い方を詳しくみていきましょう。
「紐を縛る」といった意味の「lace up」
Lace up your shoes. You are gonna fell down.(靴ひも縛りな。こけるぞ。)
Oh, yeah.(あ、うん。)
That dress looks so nice on you! (そのドレス、とても似合ってるよ!)
Would you lace me up? (紐を縛ってくれる?)
That lace-up shoes are cool!(あの紐付きの靴かっこいい!)
Oh, year! (だな!)
「lace-up shoes」は「紐付きの靴」、「lace-up boots」は「編み上げブーツ」といった意味で使うことができます。この場合の「lace up」は動詞ではありません。
「準備をする」といった意味の「lace up」
Lace up, Paul. (ポール、準備しろ。)
Yeah.(うん。)
You should lace up. (準備してガンガンいけ。)
Yeah.(うん。)
今日のフレーズ
英語のイディオム「lace up」を使った今日のフレーズは「Lace up!」「準備してガンガンいけ!」です。なんだか大変な状況にいる人に対して、難しい局面を迎えている人に対して「うつむいてる暇なんかない、準備を整えて突っ走れ」といったニュアンスです。
まとめ
ここまで英語のイディオム「lace up」の意味と使い方を詳しくみてきました。元々の「lace up」は 「(靴やブーツの)紐を縛る」や「(洋服などの)紐を縛る」 といった意味です。ただ、 「(難しい状況でも)準備をする、そして突き進む」 といった意味の「lace up」も歌やドラマでは出てくるので覚えておきましょう。
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