英語のイディオム「go without」は直訳すると「go:行く」「without:〜なしで」で「〜なしで行く」となりますね。この英語のイディオム「go without」は直訳からどのような意味で使われているのか想像しやすいイディオムの1つです。
そこで今回は英語のイディオム「go without」が、日常会話ではどのように使われているのかに焦点をあてて、詳しくみていきたいと思います。
go withoutの意味
英語のイディオム「go without」は「〜を持たないで行く」、「〜を連れないで行く」、「〜なしでやって行く・〜無しの状態でいる」といった意味です。「go without」の意味を捉えるには「without」の後に何か入るかが重要です。
「go without」の後ろに「物」が入る場合は「〜を持たないで行く」、「go without」の後ろに「人」が入る場合は「〜を連れないで行く」という意味で使います。
「〜なしでやって行く・〜がない状態でいる」という意味で使う場合は「必要なもの・人・こと」あるいは「あったら良いと思うもの・人・こと」が入ります。
go withoutの使い方
ここでは英語のイディオム「go without」の使い方を詳しくみていきましょう。
「go without+物」の場合の使い方
Hurry up! (急いで!)
I forgot my ●! (●忘れた。)
No time to go back! Let’s go without it. (戻る時間ないよ。●なしで行くぞ。)
「go without+人」の場合の使い方
Where is Paul? (ポールはどこ?)
I don’t know. (わからない。)
We don’t have much time. Let’s go without him. (あまり時間ないな。彼なしで行こう。」
「〜なしでやって行く」という「go withoutの場合の使い方
How long can we go without food? (人は食べ物なしでどのくらいいけるかな?)
I don’t know. But I’m sure that we can’t go without water. (分からないけど、水なしではいられないよ。」
Sorry guys. There is no enough ketchup left.(みんなごめん。ケチャップがあまりなかった。)
I can go without it. (僕はなくていいよ。)
Many people came to the seminar. (セミナーにたくさんの人が来たよ。)
That’s great! (良かったじゃん!)
We didn’t have enough chairs, so some people went without. (椅子が足りなくて、椅子なしの人もいたんだ。)
It goes without saying … の意味と使い方
「It goes without saying that・・・」は「・・・なしですます」という意味です。「・・・は言うまでもない」「・・・は当たり前」といったニュアンスが含まれています。
Can we get paid for overtime ? (時間外については支払われるの?)
Of course, it goes without saying that you’ll be paid for the extra hours. (もちろん、その分について支払われるのは言うまでもないよ。)
Shall we give them some discount? (少しディスカウントするか?)
It goes without saying that our clients would be happier if they get discount.(ディスカウントするならクライアントは間違いなく喜ぶね。)
今日のフレーズ
英語のイディオム「go without」を使った今日のフレーズは「She went without sleeping for two days!」「彼女は2日間も寝てなかったんだよ。」です。「go without sleeping」で「寝ずにいる」となります。「for + 時間・日数」で「〜の間」と期間を表します。
まとめ
ここまで英語のイディオム「go without」の意味と使い方を詳しくみてきました。「〜なしでやっていく」という意味で日常会話でよく使うので、しっかり覚えておきましょう。また、「It goes without saying」もよく使われている表現なので頭に入れておいてくださいね。
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