「Do you mind ~ ing?」というよりも、「Do you mind」からはじまる文章は学校で習ったときに少しトリッキーな印象でした。そんな印象からあまり使いたくない文章だったのですが、この「Do you mind」からはじまる文章は日常でもよく使われています。
今日のフレーズ
今日のフレーズは「Do you mind passing me the pen?」、「ペンをとってもらえますか?」です。
「pen」の部分を「salt」にしてみると、「Do you mind passing me the salt?」とになり、昨日の「Could you pass me the the salt?」と同じ「塩をとってもらえますか?」ですね。
「Do you mind ~ ing?」は「Could you ~?」や「Would you ~?」と同じような意味をもつ「~してもらえますか?」になります。
*ここでは、「Would you ~?」と「Could you~?」の微妙な違いは横に置いといて、丁寧な言い方だと言うことを覚えてください!!
気をつけるポイント①
「~ してもらえますか?」で「Do you mind」を使う時は、必ず「Do you mind ~ ing?」と「mind」の後が「~ ing」の形にしなくてはいけません!!
では、ほかの例文も見てみましょう。
上の絵にもあるように、「Would you mind ~?」は「Do you mind ~?」のより丁寧な形です。ビジネスなどでは、どちらもよく使われます。
「Do」が「Would」に変わっても「mind」の後は「~ ing」です。
ポイント②
「Do you mind ~ing?」や「Would you mind ~ing?」と聞かれた時の返答は気をつけなくてはなりません。
「Do you mind passing me a salt?(塩をとってもらえますか?)」と聞かれたとき、
とっさに「Yes.(いいよ)」と言ってしまっていませんか?
実は「Do you mind passing me a salt?(塩をとってもらえますか?)」と聞かれたとき、「いいよ」と答える場合は「No.」なのです。
これはどうしてかというと、「Do you mind passing me a salt?」を直訳すると「塩を私にとるのはイヤですか?」です。こうなると「イヤです」が「Yes」、「イヤじゃないです」が「No」になりますね。
このように英語を直訳し、英語自体の表現で考えてみると、「どうして“いいよ”が“No”なのか」が理解できますよね。
頭では理解できていても、とっさに「「Do you mind passing me a salt?」と聞かれたときには「Yes」といってしまうかもしれません。ただ、これはもう、練習で慣れてしまうしかありません。
たくさん使ってみて、声に出して練習して、慣れてしまいましょう。
まとめ
「Do you mind ~ing?」と使う場合のポイントは2つです。「Do you mind ~ing?」と聞くときのポイントと、「Do you mind ~ing」という質問に返答するときのポイント、どちらも重要です。
しっかり使い方を習得して、色々な場面で使ってみましょう。
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