「depend on」という英語のイディオムには「~に頼る」や「~次第である」といった意味があります。「人や物を信頼して依存する」、また「条件次第でその物事の結果が決まる」といった場合に使われているのです。それでは英語のイディオム「depend on」の意味と使い方を詳しくみていきましょう。
depend onの意味
英語のイディオム「depend on」は「~に頼る・~を当てにする」や「~次第である・~による」という意味です。「depend on」の根底には「依存する」といった意味合いがあり、「相手や物事を信頼して依存している」「条件に依存し結果を決める」といったニュアンスです。
「depend」という英単語は「de:下に」と「pend:掛かる・ぶら下がる(*hangと同じ意味を持ちます)」の二つから成り立つ単語です。「depend」という単語には「下にかかる・ぶらさがる」という意味合いがあるのです。そのことから、「depend on」には「~に対してぶら下がる」→「依存する」という意味合いが根底にあるのですね。
この「depend」という言葉の成り立ちを頭の中に入れておくと「depend on」の意味と使い方がイメージしやすいですよね。
depend onの使い方
ここでは英語のイディオム「depend on」の使い方を詳しくみていきましょう。
Are you going back to school? (学校に戻るの?)
I don’t know. It depends on how much it is going to cost. (わからないよ。どのくらいの費用がかかるかによるな。)
*費用しだいで学校に行くかどうかが決定するといったニュアンスです。費用の下に振り子がぶら下がっている様子を想像してみてください。安いのか、高いのか、振り子がどちらに行くか次第なのです。
Is he still depending on his parents? (彼はまだ両親に頼っているのか?)
It seems like so.(そうみたいだよ。)
*両親にぶら下がっている息子をイメージしてみましょう。両親が手を放してしまうとどうなってしまいます?
今日のフレーズ
英語のイディオム「depend on」を使った今日のフレーズは「It depends on the weather.」「天気次第だな。」です。何かの物事を決定する際に決定事項を左右するものが「depend on」の後ろに入ります。この場合は「天気によって・天気次第で」その決定事項を左右するということですね。
まとめ
ここまで英語のイディオム「depend on」の意味と使い方を詳しくみてきました。「depend on」には「~に頼る」「~次第である」といった意味がありますが、どちらの意味でもよく使われています。色々な場面を想像しながらフレーズを作って練習してみてください。
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