「bug out」という英語のイディオム、日常会話で使われている口語表現の1つです。「bug out」と聞くと「bug:虫」「out:外へ」で「虫を外へ」といったイメージを想像する方が多いと思います。しかし日常会話で使われている「bug out」は、このイメージとは違った形で使われているのです。
そこで今回は、英語のイディオム「bug out」の意味と使い方を詳しくみていきます。
bug outの意味
英語のイディオム「bug out」には「(ストレスや怖さで)おかしな行動をする・パニくる」、「急いで逃げ出す・退散する」といった意味があります。「bug off」と似た意味もありますが、「bug off」は「うざいからあっちへ行け」と使われることが多いのに対し、「bug out」は「何かまずいことがあるので逃げる・退散する」といった感じで使います。どうしてこの様な意味で使われるようになったのかは分かりませんが。。。
bug outの使い方
ここでは「bug out」の使い方を詳しくみていきましょう。
「(ストレスや怖さで)おかしな行動をする・ビビる」という意味の「bug out」
How’s wedding planning going?(結婚式の準備はどう?)
I think it’s ok, but Sarah is bagging out about the wedding. (大丈夫だと思うんだけど、サラはパニックだよ。)
What happened? (何があったの?)
Just a flat tire. (ただのパンクだよ。)
Oh no! What should we do? What do we need? Should I call someone? (うそ!どうする?なにいる?誰かに電話する?)
Relax! No need to bug out! (落ち着け!パニクる必要ないよ!)
「急いで逃げ出す・退散する」という意味の「bug out」
Hey, police is coming. (警察来るぞ。)
Yeah. We need to bug out. (ああ、さっさと退散しなくちゃ。)
It’s time to bug out. (逃げるぞ。)
Wait. I need to grab my bug out bag.(待って。避難用バッグ取ってこなくちゃ。)
「bug out bag」で「避難用バッグ」という意味になります。
今日のフレーズ
英語のイディオム「bug out」を使った今日のフレーズは「Let’s bug out!」「逃げるぞ!」です。まずいことがあって、その場から退散しなくてはならない時などに使えるフレーズです。「ずらかるぞ!」といった意味合いですね。
まとめ
ここまで英語のイディオム「bug out」の意味と使い方を詳しくみてきました。「bug out」は他にも意味がありますが、ここで紹介してものが日常会話でよく出てくる口語表現です。しっかり身に付けておきましょう。
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