「beat something into someone’s head」を細かく分けてみて見ると「beat something」は「何かをを打つ」、「into」は「~の中へ」、「someone’s head」は「誰かの頭」となります。
これを直訳すると「誰かの頭の中へ何かを打つ」ですが、この「beat something into someone’s head」というイディオム、どのような意味でどのように使われているのか詳しくみていきましょう。
ここからは「something」を「▲▲」、「someone」を「●」とひょうきしていきますね。その方が分かりやすいので。
beat ▲▲ into ●’s headの意味
「beat ▲▲ into ●’s head」は知識などを「頭に叩き込む」という意味です。
▲▲を覚えるために、何度も何度も繰り返し行ない頭に叩き込むことをこの「beat ▲▲ into ●’s head」で表します。
「何かを覚えるため」に「頭に叩き込む」と覚えておきましょう。
beat ▲▲ into ●’s headの使い方
「beat ▲▲ into ●’s head」の▲の部分には「頭に叩き込まなくてはいけない物」を書き、●の部分には「頭に叩き込む必要がある人物」がきます。
これを使う時は「何度も何度も繰り返す事で覚える」というニュアンスです。
上の絵の例使って詳しくみてみましょう。
My parents beat the importance of kindness into my head. (両親は私に思いやりの大切さを私に叩き込んだ)
これはもっと日本語っぽく訳すと「両親から思いやりの大切さを叩き込まれた」となります。このように、「何か両親から〜を叩き込まれた」とい痛いときはこのフレーズが使えます。
I’m trying to beat the materials into my head but…(資料を頭に叩き込もうとしてるんだけど…)
このフレーズは「資料を頭に叩き込もうとしてけど、なかなか…」といったニュアンスで話したいときに使えます。「資料」の部分を「計算式」や「論文」などいろいろ言い換えてみると使える場面が広がります。
その他にも、子供に覚えて欲しくない事なのに、子供の前でそのことを言い続けてる人がいる。そんなときは「Don’t beat it into his head!」と使い、「彼に覚えさせないで」と使えます。
これは「覚えさせてはいけない事を彼の周りで言わないで」というニュアンスになります。
「beat ▲▲ into ●’s head」の「beat」の部分を「knock」や「drum」に変えても同じ意味となり、同じように使われます。
今日のフレーズ
今日のフレーズは「You need to beat grammar into your head」、「文法を頭に叩き込む必要がある」です。
何かを覚えるために「何度も何度も頭に叩き込む」といったシチュエーションで使えるのがこの「beat something into someone’s head」です。
しっかり覚えておきましょう!
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