Be動詞と一般動詞と聞くと、なんだか難しい話が始まりそうな気がしてしまいますよね。そこで今回は、「Be動詞」と「一般動詞」の違いはもちろん、覚える方法や見分け方を詳しく解説していきますね。
Be動詞とは?
Be動詞とは、次の5つの動詞のことです。
「am」・「are」・「is」・「was」・「were」
日本語の「です」の部分にあたります。
I am a junior high school student. :私は中学生です。
You are a good piano player. :あなたは良いピアノ奏者です。
He is tall. :彼は背が高いです。
英語の文と日本語の文を並べてみると分かりやすいですよね。
一般動詞とは?
一般動詞とは、Be動詞以外のすべての動詞のことです。
「go:行く」、「eat:食べる」、「drink:飲む」、「watch:見る」、「study:勉強する」など、主に動作や状態をあらわす語。他にもたくさんありますよね。
I go to the park. :私は公園に行きます。
We eat dinner together. :私たちは一緒に夕飯を食べます。
*一般動詞については「一般動詞の意味と使い方」で詳しく説明しているので、こちらも一緒に読んでみてくださいね。
Be動詞と一般動詞を使ったよくあるミス
英語の文を書くときに、Be動詞と一般動詞の原形は同時に使うことはできません。
I am go to the park. という英語の文。日本語にしてみると「私は公園に行くです。/私は公園に行きますです。」となってしまいます。おかしな日本語になってしまいました。
「です」が邪魔をしてますよね。「です」の部分にあたる「am」を省いてみましょう。
「I go to the park.」となりますね。この英語の文を日本語にしてみると「私は公園に行く。/私は公園に行きます。」となり、おかしくないですよね?
このように「Be動詞」と「一般動詞の原形」を一緒に使ってしまうとヘンテコな文章になってしまうのです。
「一般動詞」がない英語の文では絶対に「Be動詞」が必要!
次の三つの例文があります。
I am 14 years old. :私は14才です。
You are tall. :あなたは背が高いです。
He is from Fukuoka. :彼は福岡出身です。
例文の日本語の部分に注目してみます。
「私は14才です。」は「私は14才。」、「あなたは背が高いです。」は「あなたは背が高い」、「彼は福岡出身です。」は「彼は福岡出身。」と「です」の部分を省い使うこともありますよね。
ところが英語で「です」の部分を省くと、文章の中に「動詞」がありません。日本語では動詞がなくても意味は通じますが、英語の文で「動詞」がなくなると全く意味が通じない物になってしまいます。
「一般動詞」が見当たらない英語の文章では「Be動詞」を忘れずに書きましょうね。
まとめ
ここまで「Be動詞」と「一般動詞」の違いを詳しくみてきました。「Be動詞」以外の動作や状態を表す語が「一般動詞」です。「Be動詞」が何なのかをしっかり頭に入れておくと、「一般動詞」が何なのか簡単に見分けることができてしまいますよ。英語の文章だけではよく分からない場合は、日本語にしてみましょうね。
「Be動詞」について詳しく知りたい方は「Be動詞の意味と使い方」を。
「一般動詞」について詳しく知りたい方は「一般動詞とはなんだ?」を。
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