「make good」という英語のイディオム、これは一体どのような意味で使われているのでしょう。直訳すると「make:つくる」「good:よい」で「よくつくる」や「よくする」という意味になります。
この直訳でもいろいろ使えそうな気がしますが、ここではもっと詳しく英語のイディオム「make good」の意味と使い方をみていきましょう。
make good の意味
英語のイディオム「make good」の意味は大きく分けると2つあります。1つは「(目的を)達成する」「(何かで)成功する」「(約束したことを)達成する/守る」で、もう1つは「(何かしらを)償う」「(何かしら)を修理する」です。
「達成する/成功する」と使うときは「make good」の後に「(達成する)ものごと」、「償う/修理する」と使うときは「make good」の後に「(償う)何か」がきます。
また「make good on」と使う場合は「on」の後に「something:何か」がは入り「何かを達成する」「何かを成功させる」となります。「make good at」となるときは「at」の後に「something:何か」が入り「何かで成功する」となります。
make good の使い方
ここでは英語のイディオム「make good」の使い方を詳しくみていきましょう。
make good の使い方の例①
Paul and Ben are on TV! (ポールとベンがテレビに出てるぞ!)
Really? Cool!!(ホント?すごいな!)
They both made good in theater!!(二人とも舞台で成功したな!!)
make good の使い方の例②
You are third-generation Japanese American, right? (あなたは日系三世なんですよね?)
Yes. My grandfather came to America. He was a poor boy but worked hard and made good in America. (はい。僕の祖父がアメリカに移住したんです。彼は貧しかったんですが、一生懸命働いてアメリカで成功しました。)
make good の使い方の例③
Did you pay for the college by yourself? (大学の費用は自分で払ったの?)
No. My grandparents did. (いいや。祖父母が払ってくれた。)
That’s great. (よかったね。)
My grandparents said they would pay for my college, and they made good on that promise. (祖父母は大学費用払ってくれるって言ってたんだけど、本当に約束を守ってくれたんだ。)
make good の使い方の例④
How was your trip? (旅行はどうだった?)
I had a good time in Hawaii. But my luggage got lost when I got back. (ハワイは楽しかったよ。でも戻ってきた時に荷物がなくなったんだよ。)
Oh no! (まじか!)
Yeah. Airline said they would make good my lost luggage. (うん。航空会社が保証してくれるって。)
今日のフレーズ
英語のイディオム「make good」を使った今日のフレーズは「He made good.」「彼は成功した。」です。
このフレーズの「make good」の後に「in ~」をつけると「〜の正解で成功する」と使うことができます。
まとめ
ここまで英語のイディオム「make good」の意味と使い方を詳しくみてきました。基本的な意味を理解した上で「インプット」と「アウトプット」を繰り返すと、会話の中で「make good」がどのように使われているのか瞬時で分かるようになってきますよ。
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